ラッピングで華やかにハンドメイド作品を演出してみませんか?
ハンドメイドを販売する時に、当然商品の質やデザインは大切ですが、意外と「ラッピング」という気配りも売り上げに影響してくるのはご存知ですか?
かわいいを共感していただきたお客様が、ご購入いただいた品物を受け取ったその瞬間から始まる感動のワクワクを届けることができるからです。
「ラッピングができたらいいなぁ」という方だけでなく、ラッピングが上手にできなくて困っている方にも、簡単だけど見栄えするラッピング方法や、ラッピング技術を習得する方法を紹介しています。
是非最後までご覧になってください。
目次
ラッピングとは?いまさら聞けない「きほんのき」
ラッピングと言葉を聞いて「何かを包むこと」「プレゼント仕様にすること」といった漠然としたイメージは思い浮かぶかもしれません。
ですが、ラッピングは意外と礼儀作法やTPO(時と場合)をわきまえるなど、奥が深そうなイメージもあるのではないでしょうか。
本来、ラッピングの役割は、品物を傷や汚れから守るために行います。
本質的な話をすると袋に入れただけでもラッピングの役割は果たしています。
わかりやすい例をお伝えすると、ネット通販で購入品が届く際の緩衝材やクラフト紙で包んであるものも、ラッピングと言えるわけなのです。
ですが、お読みになっている方々はただ単に「包む」という行為ではなく、心を込めて素敵に演出する意味での「ラッピング」をイメージしている方が多いともいます。
簡単でもお相手のことを思った丁寧なラッピングをすることで「中身」の印象は大きく変わってきます。
冒頭でもお伝えした通り、礼儀作法、TPOはあるものの、肝心なのは「お相手を思う気持ち」です。
難しく考えることなく、そこから始めてみるのはいかがでしょうか?
ラッピング方法で初心者でも気軽にできるものは?
ラッピングをしたい!といざ、考えてはいるものの、初めてだしちょっと大変かも・・とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、「難易度別」にラッピングの方法をご紹介していきます。
ラッピングと言えど、不器用さんやお時間が取れない方でもできる方法もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- ラッピングバック活用法
- 帯で包むだけの簡単ラッピング
- 箱やバスケットで本格的に
- 包装紙に挑戦!
ラッピングバックで簡単にプレゼント仕様|難易度★
雑貨屋さんのラッピングコーナーで「ラッピングバック」をご覧になったことのある方もいらっしゃると思います。
巾着のようになっていて、中に入れるだけでラッピングができてしまう優れものです。
袋状になっていて、リボン結びをしてお使いになるタイプもありますね。
画像では中身が見えるオーガンジーの素材をご紹介していますが、不織布やプラスチック、綿のタイプなどさまざまな素材やでざいんのものが販売されています。
リーズナブルな価格帯でご用意できますので初めての方にはおすすめのラッピング方法です。
特集もさせていただいておりますので、ぜひこちらで詳しくご覧くださいね▼
帯でくるむだけの簡単ラッピング|難易度★★
簡易ラッピングとして、いわゆる熨斗のようにラッピングペーパーで帯状に包む方法です。
全て折り目をつけて、綺麗にお包みするのはちょっと難しそうだけど、ペーパーは使ってみたい!とお考えの方にもおすすめです。
こちらは木箱に入れてあり、格式のあるイメージですがクラフト紙やPP袋に帯をかけるだけでもかわいいラッピングに変身します。
「簡易ラッピング」のように感じる方もいらっしゃるため、目上の方にお渡しする際には避けるようにし、気軽にお渡しできる間柄の方へのプレゼントにしておくと安心です。
不安に思われる方は「自分で頑張ってラッピングしてみました!」とあえてお伝えして、心がこもっていることを感じていただく工夫をするのも良いですね。
基本のラッピング方法を知っていれば、包みたい品物の大きさが違っていても応用がききます。
よく目にするのは「斜め包み」ではないのでしょうか。
斜め包みは、百貨店やデパートで用いられるラッピング方法で「デパート包み」とも言われます。
他にも、「合わせ包み」ともいわれる包み方や、円柱形のものをラッピングする時は「しぼり包み」や「円柱包み」などといったラッピング方法があります。
箱やバスケットに入れるだけで本格的に!|難易度★★★
すでにラッピングがされているような箱=ラッピングボックスを活用するのはいかがでしょうか?
ご自身でお包みするラッピングよりは多少コストはかかりますが、箱をご用意することでしっかりとした印象のラッピングに仕上がります。木製のバスケットやトレーを活用するのも良いですね。
ペーパークッションなどをご用意することで贈り物に合わせたサイズのラッピングボックスを探すことが難しい場合も対応することができます。
箱やバスケットを使ったラッピングは持ち運びの際に箱が開いてしまったり、中身が飛び出てしまわないような工夫も必要です。合わせて紙袋の活用やPP袋で包むなどをご用意する工夫をしましょう。
箱を使ったラッピングはこちらの特集でもご紹介していますので、ぜひご覧くださいね♪
包装紙を使ったラッピングに挑戦!|難易度★★★★
本格的に手の込んだラッピングに仕上げたい!とお考えの方はぜひ包装紙のラッピングに挑戦してみましょう!
箱状のものでは無いものは包装紙のラッピングはできないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そのままでも包装紙でのラッピングは可能です♪
ですが、その場合は難易度は上がってしまうため、初めて挑戦される方は箱に入れて挑戦されると安心です。
では早速挑戦してみましょう!
包装紙を使ったラッピング「合わせ包み」のやり方
合わせ包みは、包むものに対して紙のサイズが小さくてすむうえ、初心者の方でも失敗が少なく簡単にラッピングできる方法です。
今回ご紹介するのは、合わせ包みです。
合わせ包みは、包むものに対して紙のサイズが小さくてすむうえ、初心者の方でも失敗が少なく簡単にラッピングできる方法です。
包装紙を使ったラッピング「合わせ包み」のやり方
- ラッピングに必要な基本道具はこちら▼
- ・はさみ
- ・カッター
- ・セロハンテープ
- ・両面テープ
包装紙は定規とカッターを使って真っすぐ切ることで仕上りが違ってきますので、お手持ちの場合はご用意いただくと良いですね!
包装紙の大きさは、包みたい箱の高さや縦の長さと箱の周囲で計算します。
包装紙の大きさが小さいと品物を包み切れなかったり、大きいと包装紙同士が重なり合ってもたついた感じになってしまいます。
今回は、やわらかい質感が特徴の不織布を包装素材に使っています。
1.箱の底面を上にして、包装紙の右側端を画像のように折ります
2. 箱の底面を上にして、包装紙の中央に置きます
3. 先に左右の紙を折りセロハンテープで止めます
4. 上下均等にして上の紙、左右の紙を箱に沿って折ります
5. 下の紙を箱の形に沿って折り上げ
6.セロハンテープで留めます
7.反対の側面も同じようにとめたら完成です
やってみたいけれど、ちょっと難しそう・・と感じてしまった方も大丈夫です!
実はラッピングはプロの方にお願いすることもできるんですよ▼
ラッピング初心者さんにおすすめ!簡単だけど見栄えのいいアイデア
飾りの素材を少しプラスするだけで、シンプルなラッピングがお洒落になります。
身近にある毛糸、麻ひも、ゴムひもやボタンなどを工夫をして追加してみてください。
ラッピングによく使われるリボンは種類が豊富で、ワイヤー入りのもの、既に花の形になって売られているもの、端をくるくるとカールさせて作るカーリングリボンなどは、簡単に飾ることが出来ます。
透明な袋を使う「見せるラッピング」は、品物のデザインもラッピングに活かすことができます。
デザインが素敵なマスキングテープやリボンで袋の口を留めても良いですね。
ラッピングの技術を身に着けるとメリットがたくさん!
普段の生活の中で、お礼の品やプレゼントを贈る時に、工夫をこらしたラッピングをすることができます。
もし、ハンドメイド作品の販売をしているなら、ラッピングの技術を身につけることでお客様の好感度を上げて売り上げアップが見込めるかもしれません。
お客様の要望に合わせてラッピングの種類を変えるようにすれば、クリスマス、バレンタインデー、入学のお祝いなどの特別なイベント時期には、日ごろはハンドメイド作品を購入しない男性の方などのお客様からの注文も入りやすくなります。
お店で販売の仕事をしていれば、幅広くお洒落なラッピングができることで、ネット販売がメインのハンドメイド作家と同じように、お客様を増やすことができます。
「ラッピングが素敵なお店」という口コミが広がるかもしれません。
これからハンドメイド作品をアプリ販売しようと考えている方や、既に販売をしているけど売り上げが伸び悩んでいる方は、是非こちらの記事も参考にしてください。
他にも、ラッピング講師として教えることもできます。ラッピング講師は、ハンドメイド講師に比べると人数も少ないので、イベントのワークショップや単発の教室などでも生徒の獲得がしやすいと思います。
直接に会わず、遠方の方にも教えられるZoom等のミーティングソフトを利用すれば、オンライン講師として活躍することもできます。
専門スキルのマッチングサイト「ストアカ」、スキルマーケットの「ココナラ」や簡単にスマホからオンラインサービスを販売できる「MOSH」といったネットサービスと一緒に、ご自身のSNSを上手に利用して情報発信をすることが生徒獲得のポイントです。
ラッピングを本格に学ぶならキット付き講座がおすすめ
ラッピングペーパーには用途に応じた素材が必要になりますし、包む箱の形も様々。
包装紙とリボンの色の組み合わせも大切なポイントです。
自己流でラッピングを学ぶと、自信が持てるようになるまで相当な時間が必要な場合があります。
効率よくラッピングが学べる通信講座を受講してみませんか?
おすすめしたいのが「PBアカデミーのラッピング講座」です。
PBアカデミーの通信講座は、講座に必要な選び抜かれた道具や材料が全てキットになっています。
だから、ご自宅に到着したその日から学習が始められます。
画像が多く分かりやすいテキストとカリキュラムで、注意点やコツなども細かく丁寧に説明しているので未経験者や初心者でも安心して受講できます。
しかも、学習中に生じる質問や問題などは無制限で、講座内容に熟知した講師が電話やメールで答えてくれます。
必要な知識と技法を身につけることで、デザインの幅が広がり100パターン以上の作品を作れるようになります。
課題を提出して合格すると、最短2ヵ月で認定講師資格が取得できるのも魅力ポイント!
ラッピング技術を活かして、作品販売や講師として活躍の場を広げてみませんか。
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まとめ
素敵なラッピングでプレゼントを頂くと、感謝の気持ちがより強くなりませんか?
ラッピングの役割って、実は重要なんです。
最初は上手に包めなくても、回数を重ねていくことで技術は向上していきます。
ギフト需要の多いお店で働かれている方、ハンドメイドアクセサリーやアイシングクッキーなどの販売をされている方など、置かれている状況はまちまちですが、楽しんでラッピングを学んで頂けたらと思います。
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