ハーバリウムオイルについて解説!種類や安全性についてご紹介します

ハーバリウムにオイルは無色透明で植物を長期間、色あせずに保存するものとして欠かせないものです。そして封じ込めた花などを美しく見せるためのものが ハーバリウムオイル です。

しかし、

ハーバリウムに興味はあるけど、使われているオイルが安全性が心配
オイルの処分方法がわからず不安

とお悩みの方もいらっしゃると思います。

ハーバリウムのオイルに何が使われているのかわからないままですと不安に思われるのではないでしょうか。扱い方も、処分の仕方も「何か注意が必要なのではないか」と心配になるのは当然のことです。

ですが、ハーバリウムのオイルは身近な物にも使用されていて安全ですのでご安心ください♪古くなったオイルをご家庭で簡単に処分できる方法もご紹介しますよ!

  • 【こんな人に読んでほしい】
    ハーバリウムに興味がある方
  • ・ハーバリウムオイルが安全かどうか知りたい方
  • ・ハーバリウムオイルの種類と選び方を知りたい方
  • ・古くなったハーバリウムオイルの処分方法を知りたい方

この記事を読んでいただければ、ハーバリウムオイルへの疑問を解消してハーバリウム作りをより、楽しんでいただけます。

ハーバリウムにオイルが使われる理由

ハーバリウムのオイルを透かして見る様子

もともとハーバリウムは、植物の研究のために用いられる「植物標本」のことですが、観賞用のハーバリウムは専用オイルを使用します。

「植物標本」は保存液としてはアルコールや防腐剤が使用されていましたが、アルコールや防腐剤に浸けた植物は色が褪せてしまうため観賞用には適しません。

その点から、ハーバリウムは専用オイルで使用し、植物本来の鮮やかな色を保つことを可能にしているのです。

ハーバリウム用のオイルは、通常、無色透明で長期保存が可能なものであり、ハーバリウム用オイル選びの大切なポイントとして皮膚についても安全であるかどうかも挙げられます。

それらの条件を満たしていて、現在多くのハーバリウムで使用されているのが、ミネラルオイルとシリコンオイルの2種類です。

ハーバリウムのオイルには2種類ある

ミネラルオイルとシリコンオイルの違いについてご説明します。

オイルの瓶が並ぶ様子

ミネラルオイル

別名「流動パラフィン」ともいわれ、クレンジングクリームやハンドクリームなどの化粧品などにも使用されており、身近で安全なのがミネラルオイルです。

時間がたっても色が変わらず、病原菌やカビの繁殖も抑えられるという特徴があります。また、泡も起こりにくいため、ハーバリウムにぴったりのオイルと言えるのではないでしょうか。

ただし、ミネラルオイルはマイナス10度以下になると濁り始めてしまいます。保管場所の温度にも注意が必要です。

冬場に気温がマイナスまで下がる地方にお住まいの方はシリコンオイルをおすすめします。

シリコンオイル

シャンプーやリンスなどに使われており、安全性が高いのがシリコンオイルです。

ミネラルオイルと同様に無色透明で、泡が起こりにくいというメリットがあります。さらに、ミネラルオイルよりも耐寒性に優れています。

シリコンオイルは床などにつくと滑りやすくなるため注意が必要です。タオルなどで拭いただけではきれいに取れないため、シリコン専用の洗浄剤などを用意しておくとよいでしょう。

精製が不十分なオイルは不純物が残っている可能性があり、ハーバリウムには不向きです。購入する際には純度もチェックしましょう。おすすめは純度100%のオイルです。

ハーバリウムの流行前には、可燃性オイルもハーバリウムオイルとして使用されていたことがあるようです。購入する際には成分をしっかりと確認して安全なオイルを選びましょう!

ハーバーリウムのオイルを扱う時の注意点!

ハーバリウムオイルを扱う際の注意点をいくつかご紹介します。

ハーバリウムオイルを入れる様子

アレルギーがない方も、薄手のゴム手袋などをつけて扱うと安心です。

また、服などの布製品にオイルがしみこむと洗濯をしても取れにくいので、トレイなどの上で作業するとよいでしょう。トレイの上なら、例え誤って瓶を倒してしまってもオイルの流出を防げます。

ミネラルオイルとシリコンオイルが混ざると濁ってしまうため、混ぜないように注意しましょう!

ハーバリウムオイルを買い足すときには、以前使用していたものと同じ種類のオイルを選ぶことをおすすめします。

オイルというと可燃性を心配される方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ミネラルオイルとシリコンオイル、どちらも引火点温度が高いため通常の環境では火はつきません。

常温のハーバリウムオイルは燃えにくいためご安心ください。ただし、引火点温度が高いというこは絶対に燃えないというわけではありませんので、ストーブやガスコンロなど火気には近づけないようにご注意ください。

ハーバリウムのオイルはどう処分すればいい?

ハーバリウムオイルの処分方法は食用のサラダ油と同じです。

新聞紙や布などにしみこませて、お住いの自治体のルールにしたがって捨ててください。暑い夏でも自然発火する危険はありません。多くの自治体では燃えるごみとして捨てることができます。

牛乳パックに新聞紙や布を詰めてオイルを流し入れて、パックの口をガムテープなどで止めるという方法が手軽でおすすめです。揚げ油を固めて処分するために販売されている油処理剤を使用することもできます。

【注意】

排水溝に捨てると詰まりの原因になりますので、ご注意くださいね。

ハーバリウムのオイルも入っているキット付き通信講座をご紹介

ハーバリウムオイルが安心と理解できたら早速、ハーバリウムづくりに挑戦してみたいという方におすすめの講座がPBアカデミーのハーバリウム認定講師資格取得講座です。

かすみ草の画像

ハーバリウム認定講師資格取得講座は、純度100%のハーバリウム専用オイルを含む道具、材料がすべてキットで届く通信講座です。

通信講座ですがメールで専門スタッフにいつでも質問できてサポートが充実しているので、疑問を残さず受講を進められます。

TBS系列のお昼の番組「ひるおび!」でリポーターとして活躍されている川添永津子さんもハーバリウム認定講師資格取得講座で資格を取得された1人です。

PBアカデミーの講座を選ばれた理由や感想などをインタビューして記事にまとめていますので、興味のある方は一度ご覧ください。

PBアカデミーでは、資格を取得された方をサポートする体制を整えています。例えば、ハンドメイド販売プラットフォーム・マルシェルでの販売特典などをご用意していますので、販売活動もスムーズです。

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詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

ハーバリウムに使用する専用オイルは、化粧品などにも使用されているオイルと同じく安全性が確認されたものです。また、燃えにくいという特徴も専用オイルには重要です。

ミネラルオイル・シリコンオイルというふたつの名前を覚えていただき、ご用意する際には成分を確認の上、お選び下さいね!

古くなったオイルも揚げ物に使った油と同じようにご家庭で簡単に処分できるので、安心してハーバリウム作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。