レジン販売の注意点とは?最初に確認しておきたいこと

レジン販売で注意することってどんなことだろう?と不安を感じることはありませんか?

この記事を最後までご覧になれば、レジン販売で注意することがわかります。

これからレジン販売を始めたいと思っている方も、既に始めているハンドメイド作家さんも、一緒に確認していきましょう。

レジン販売で注意すべき基本ポイントとは

レジンパーツを制作している様子の画像

レジン販売で注意すべきポイントとして、お客様に安心していただける作品を作るという気持ちを持つことが大切です。

せっかく心をこめて作ったレジン作品も、壊れやすかったり、安全性に問題があるまま、お客様へ販売することは良いとは言えません。

まずはレジンの基礎知識や技術をしっかり確認し、作品の安全性への自信を付けていきましょう。SNSや書籍を使って学ぶことはもちろん、専門的な場所で学ぶと、よりご自分の知識や技術への安心感が増します。

販売のマナーやルールを守って、安心してお買い物を楽しんでいただけるようにレジン作品の販売を行っていきましょう!

レジン販売に関する注意点と知っておくべき法律

パソコンと辞書を使って勉強している画像

レジン販売で注意することについて、法律も含めて確認していきましょう。

安全な販売活動をするために知っておきたい法律やルールをご紹介しますので、知らないうちにルール違反になっていないか、リンクも含めてチェックしてみてくださいね。

著作権について

point!

「自分の作品を他の人に無断で使われたり、真似されたりしない権利」のことを著作権と言います。

著作権については総務省のこちらのページがわかりやすいので、詳しく知りたい方がご覧くださいね!

著作権が発生する事柄をリストアップしますので、作品に当てはまらないか確認してみましょう。

  • 有名なキャラクターやアニメの登場人物のイラスト
  • ブランドのロゴ
  • 有名人の写真
  • 材料や作り方にも著作権が発生することもあります。
  • 本やキットのレシピで作っている
  • 商用利用できないパーツの利用
    ※商用利用とは、利益を得るために使用したり、利用したりすることです。

著作権を表す©マークがついているもの、商用利用不可と書いてあるレシピや素材は、販売の許可がされていないものです。制作の際には、販売元やパッケージを調べる習慣をつけることも大切ですね。

他の作家さんの真似をすることも、著作権侵害になることもあります。誰かの真似ではなく、あなただけのオリジナル作品の制作を目指しましょう。

特定商取引法について

レジン作品だけでなく制作物を商品として販売するためには、お客様に安心してお買い物ができるように注意する必要があります。

種類、販売方法によっては販売者の氏名や住所、発送方法や支払い方法などについて、お客様にわかりやすくお伝えする必要があることを覚えておきましょう。

たとえ、個人のハンドメイド作家の方がレジン作品を販売する時にも、

point!

インターネットで商品を販売する際には「特定商取引法に基づく表記」が定められています。

法律に関することは、改正時期によって細かな定めが違ってくることがあります。
特定商取引法については「特定商取引法ガイド」というサイトで詳しくご確認くださいね。

確定申告について

レジンを販売して一定以上の収入を得た場合、確定申告が必要になることもあります。

point!

1年間(1月1日〜12月31日)の所得に対する税金を明らかにする手続きのことを確定申告といいます。

ハンドメイド販売が本業なのか副業なのかによって異なりますが、副業の場合は確定申告が必要になる金額が「副業で得た所得の合計が20万円を超えた時」となっています。

所得とは、ハンドメイドの売上(収入)から、材料費や梱包費、イベント出展料など、活動に必要な経費を引いた金額のことをいいます。

確定申告が必要か不安な時は国税庁のホームページで確認したり、お住いの税務署の窓口で相談してみることもおすすめします。

所得金額を確認するためにも、日頃から費用を帳簿につけるなど金銭管理をきちんとしておくと、いざという時に便利ですよ。

レジン販売での注意!安全性と品質管理のポイント

モールドを使ってレジンパーツを作っているところの画像

レジン販売で注意したい、レジン作品の安心・安全について確認してみましょう。

まず、硬化不良があります。レジンが完全に硬化せずべたつきが出ている場合は、レジン液からお客様がアレルギーを発症してしまうこともあり危険です。

また、レジンの濁りにもつながり、見た目の美しさにも欠けてしまいます。

硬化不良は、硬化用ライトを何回も当てて、中まできちんと硬化できているか確認をしましょう。

バリはヤスリを使って滑らかになるよう削るようにします。

肌に直接触れるとお客様の怪我の原因になるので気を付けたいポイントです。

他にも、質のいいレジン液に変更してみたり、着色剤や封入物の内容量を工夫してみたりして、壊れにくく品質の良いレジン作品を心がけましょう。

安心できるレジン作品をお届けしようとする姿勢は、お客様の信頼を得ることにもつながっていくので大切にしたいですね。

こちらの記事では、硬化不良や気泡、曇りのリカバリー法について詳しくご紹介しています。併せてご覧くださいね♪

レジン販売を成功に導く注意点とプロモーションのコツ

スマートフォンでハンドメイドアクセサリーを撮影している画像

レジン販売の注意点の次は、販売を実践に移してみるコツをお伝えしていきます。

たくさんの方に見てもらえる機会が増えるSNSは、販売の心強い味方です。インスタグラムやスレッズでレジン作品の魅力を伝えていきましょう。

お客様の興味をひくために、写真撮影にもこだわりたいですね。最近のスマートフォンは綺麗に写真が撮れますので、気軽に挑戦してみましょう。

晴れた日の明るい時間は自然光を活かした撮影ができるので効果的です。

背景はシンプルな白色にしたり、いろいろな方向から撮影してみたりして、作品の良さや透明感を伝えましょう。添える小物も工夫すると世界観や雰囲気が伝わりやすくなりますね。

また、文章も販売戦略には大切です。この作品は何がおすすめなのか、どんな気持ちで制作したのか文章を添えると、お客様も購買意欲や親近感がわきますね。商品説明や、世界観が伝わる言葉で商品をPRしていきましょう。

初心者も取り組める販売方法をご紹介している記事がございますので、こちらもぜひご覧くださいね。

レジン販売は「スキルアップと学び」が成功の秘訣?

部屋で勉強している様子の画像

レジン販売の注意点を確認して、レジンの基礎知識や技術が大切だとわかったけれど実際にはどうしたらいいのかな、とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

独学でもできるレジンですが、専門知識をしっかり学べて、ひとりでは解消しにくい疑問を解消できるPBアカデミーで学ぶことで、効率よくスキルアップすることができますよ。

レジンの基礎から応用までしっかり学ぶことのできる2つの講座をご紹介しますね。

どちらも通信講座なので、生活の空いた時間に学ぶことができることも便利ですよ。テキストや制作でわからないところがあれば専門スタッフが無料で質問に答えてくれるところも、初心者さんには嬉しいサポートです。

また課題に合格すると、認定講師の資格を取得することができます。レジン販売への自信がつきますし、お客様に品質の良さをお伝えすることもできますよ。

まとめ

完成したレジンアクセサリーを紹介している画像

レジン販売で注意することをご紹介いたしましたが、そのどれもがお客様に安心してレジンを購入・使用してもらうためにも必要なことであると気づいていただけたでしょうか。

安全なレジン作品をルールを守って販売するための知識や努力は、お客様からの信頼に繋がるだけでなく、ご自身の販売への不安の解消にもつながります。基本をおさらいして、レジンの技術を見直してみることも大切ですね。

作品に使用している素材や、販売に関係のある法律をきちんと確認しながら、自信をもってレジン販売を楽しんでいきましょう。

PBアカデミーでは、スキルアップに役立つ情報を各種SNSでもご紹介しています。

販売に役立つノウハウも配信されていますので、ご覧になってみてくださいね。