レジンのイヤリングは、透明感のあるさまざまな作品が作れるレジンの中でも、サイズも小さいため初心者の方でも作りやすい作品のひとつです。
その上、レジンイヤリングは着用してみるとその透明感から顔まわりを華やかに演出できます。
ご自身のお好みのデザインで作ることができたらとても重宝するアイテムになりますよ♪
こちら記事では、レジンのイヤリングの作り方や、必要な道具、作家さんの作るかわいいデザインなどをご紹介します。
- <この記事でわかること>
- ・レジンのイヤリングを作るために必要な道具とは?
- ・レジンイヤリングの作り方
- ・初心者でもできる素敵な作品を作るための3つのポイント
- ・レジンイヤリング作家さんの作るかわいいデザイン8選
レジンのイヤリング作りに挑戦してみてくださいね!
目次
レジンのイヤリングって魅力的!そもそもレジンって?

キラキラと透明感があって美しい「レジン」ですが、もともとレジンは「樹脂」を英語にした言葉で、アクセサリーやクラフトに用いるレジンは、プラスチックで作られた「合成の樹脂」のことです。
「樹脂」とは本来、日本古来から使用されている松ヤニや漆など、樹から滲み出て固まる性質のある樹液をさします。
レジンアクセサリーなどに使われるレジンは、そのような昔ながらの樹液と組成は違いますが、「透明感のある液体」という似たような性質を持った人工的な物質です。
レジンにはいくつかの種類があります。よく使われているものは、2液を混ぜて固まるエポキシレジン、紫外線(UV)で固まるUVレジン、LEDライトで固まるLEDレジンの3つです。
レジンのそれぞれの種類には透明度や硬化のしやすさ、費用などが違ってきます。
自分がどのような作品を作りたいかによって、使用するレジンを選んでみましょう。
レジンを使用して作るアクセサリーの中でも、レジンイヤリングやレジンピアスはシンプルなデザインであれば、初心者の方でも簡単に作ることができますよ♪
レジンのイヤリングを作るために必要な道具はなに?

レジンを使ってイヤリングを作るには専用の道具が必要です。入手が困難な道具ではないため、機会があれば一度にまとめて揃えておくと良いですよ。
①レジン液
数多くの種類があるレジン液ですが、ご自身が作りたい作品に合わせ、適した性質のレジン液を使ってみてくださいね。イヤリングなどのアクセサリー作りには、硬化が速いLEDレジン液をおすすめします。

②LEDライト
形やライトの出力、サイズや価格帯など、複数の種類があります。自分の作りたい作品のサイズや予算と相談しながら、ご自身に合ったものを選んでみましょう。

③着色剤
レジンに色をつけることができるのが着色剤です。レジン専用の着色料が販売されているので、「色付きで透明感のある作品を作りたい」という際は使用してみてはいかがでしょうか。ブルーとホワイトで水面を表現したり、ブラウンとイエローとブラックを組み合わせてべっ甲を表現することも可能です。

④ピンセット
封入物を配置するなど細かい作業に使用できるのがピンセットです。指を使うよりもピンセットを使うほうがスムーズに作業できます。

⑤つまようじ
レジンの中に封入物を配置する際、ミリ単位で細かく微調整できます。使い捨てのつまようじが何本かあると便利です。

⑥手袋
手や指先にレジン液がついてしまわないように、ビニール手袋やニトリル手袋などを着用して作業をしましょう。

⑦封入物
レジンに使用する封入物は、押し花、ラメ、ストーンやシェルなどさまざまです。
水分の含まれている生花や果物は、封入後に腐ってしまう可能性があるので使用しないようにしましょう。水分を含まない乾燥したものであれば封入できるものが多いので、好みのものを用意しておきましょう。

⑧シリコンモールド
シリコンモールドとは、シリコンで作られた型のことです。レジン液を充填し、硬化させると、様々な立体のレジンパーツを作ることができます。
形は、円形や四角、星型、鉱石型、動物型、貝殻型など数多くの種類があります。初心者の方は、シンプルな形の物から作り始めてみましょう。慣れてきたら、複雑な形のものを使ってみてはいかがでしょうか。

⑨アクセサリー金具(イヤリング金具)
イヤリング金具には、台座がついていてパーツを貼り付けることのできるタイプや、バネ式でカンがついているタイプなど数種類のタイプがあります。
使用するレジンパーツに合わせたイヤリング金具を選んでみてくださいね。
また、色も金色や銀色だけでなく、いぶし銀やアンティーグゴールド、ピンクゴールドなど、数種類の色があります。シンプルなものからストーンのついたデザインなど様々なものがありますので、自分の好みに合わせて用意してみましょう。

⑩ヤットコ、ニッパーなどの道具
アクセサリー金具とレジンパーツをつなげたり、金具の一部を切り取るために必要な道具です。イヤリングだけではなく、ネックレスや指輪などのアクセサリー作りにも欠かせない道具なので、揃えておくと良いですね。

ここではご紹介しきれない詳しいレジンの基本道具については、こちらに詳しくまとめてありますのでご覧になってくださいね。
PBアカデミーのLEDレジンアクセサリー講座にお申し込みいただくと、レジンアクセサリーを作る上での必要なものをキットとしてお届けいたします。道具や必要な材料を揃える手間なく挑戦したい方はご検討くださいね♪
レジンのイヤリングの作り方!
レジンを使ったイヤリングの基本的な作り方はとても簡単です。モールドを使うタイプと、ミール皿を使うタイプに分けて解説します。
モールドを使って作るレジンイヤリング

<モールドを使ったレジンイヤリングの作り方>
① モールドにレジン液を充填し硬化後、レジン液を追加しパーツなどを封入します。
② 再度硬化し、モールドから取り外します。
③ レジンパーツをイヤリング金具に貼り付け完成!
基本の工程を頭に入れておき、実際に初心者さんでも簡単に作れる天然石を入れたレジンイヤリングを作ってみましょう。
① モールドに適量のレジン液を流し入れ硬化します。

②レジン液を少し流し入れ、ピンセットを使って天然石を並べて硬化します。
今回使用しているのは、緑が美しいアベンチュリンです。

③ レジン液に白いラメパウダーを混ぜたものを全体に流し入れ、硬化します。
④ モールドの縁ギリギリまでレジン液を流し入れて、硬化します。

⑤ モールドを返して、硬化します。両面に照射することで、硬化不良を防ぎます。レジンが硬化し粗熱が取れたら、モールドから外してくださいね。

⑥ ヤットコを使ってイヤリング金具やパーツを付ければ、天然石を封入したレジンイヤリングの完成です!
白ラメが天然石の緑を受けて、キラキラ輝きますね。

こちらではレジンに天然石を入れるデザインをご紹介させていただきましたが、天然石とレジンはとても相性が合うんですよ♪
ご紹介したように中に封入しても、組み合わせるパーツとして合わせても素敵な作品を作ることができます。
レジンと天然石を合わせて、ご自身だけのオリジナルなイヤリングを作ってみてはいかがですか?
さまざまな形や種類がある天然石のアクセサリーについて学べる講座はこちら▼
ミール皿を使って作るレジンイヤリング

<ミール皿を使ったレジンイヤリングの作り方>
①ミール皿にレジン液を充填し硬化後、レジン液を追加しパーツを配置します。
② LEDライトで硬化します。
③ イヤリング金具を付けたりアクセサリーパーツを組み合わせて完成!
ミール皿を使ったレジンイヤリングの作り方も、モールドを使ったイヤリングの作り方と基本は一緒です。
作りたいデザインにもよりますが、レジンのパーツやアクリルパーツを合わせたりしても素敵ですよ。
基本的には上記の手順を抑えておけば、あとは自分の慣れに合わせて、たくさんのアレンジができるようになりますよ♪
イヤリング以外にもレジンで作れる作品をこちらで紹介しています。初心者さんでもチャレンジできるレジン作品もありますので、是非参考になさってくださいね。
レジンのイヤリング作り初心者さんでもできる!素敵な作品を作るための3つのポイント

そうはいっても、初心者なのに素敵なデザインのレジンイヤリングが作れるかしら?と不安になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな際は、ご紹介する3つのポイントを抑えて、作品作りを始めてみて下さいね♪
①小さめの丸型など、シンプルな形のモールドを使う
複雑だったり溝や角の多い形は、気泡を抜くのも、封入物の偏りをならすのも難しくなる可能性があります。複雑な形を型抜きするのも、初心者には少しハードルが高く、難しく感じてしまうことも…。
そうならないように、まずは丸や四角などシンプルで深くない形のものから始めてみましょう。ベーシックな形で慣れてから、複雑で大きめのモチーフを扱うようにしてみてはいかがでしょうか。

②モールドを使わず、ミール皿(皿型の土台金具)にレジンを充填する
シンプルな形であっても、シリコンモールドから型抜きするのが苦手な方はミール皿を使用してみてはいかがでしょうか。
ミール皿にレジンを入れる作り方だと型抜きや研磨の手間が省けます。
モールドでパーツを作るよりはフラットな形の作品になりますが、レジン液の表面張力でぷっくり仕上がり、クラシカルで可愛いイメージになります。

③すでにあるイヤリングのデザインを参考にする
技術はあるけれど、自分のセンスに自信がないという方はスクールのテキストや、すでにあるデザインを参考にして作品を作ってみましょう。
PBアカデミーのLEDレジンアクセサリー講座にもテキストがありますが、テキストのお手本通りに押し花などを配置すれば、すぐにハイセンスな作品が作れます。
オリジナリティを養うには、まずは基本を十分に学んでからの方が幅広いデザインを作ることができますよ。お手本通りのものを何度も作りながら、「ここに別のパーツを配置したい」「シェルを入れたらどうだろう?」など、工夫してみてはいかがでしょうか。
レジンイヤリング作家さんのかわいい作品8選
maka..さんの作品
m.Julyさんの作品
mana-hanaさんの作品
lupinusさんの作品
同じ形のパーツをデザイン違いにして2連したこちらもとても大人っぽくかわいいデザインで、ひとつひとつのパーツがとても繊細です。
レジンは着色剤やグリッターなどを使用して大理石風のデザインをすることもできますよ。
レジンで他にも色々なアクセサリーが作れます!
レジンイヤリングにピアスしてしまうお助けアイテム
お土産やプレゼントでピアスをいただいたけれど、ピアスホールが開いていなくて使えないなんてことありませんか?
そんなお悩みをお持ちの方にお助けのアイテムが「イヤリングコンバーター」です。

イヤリング金具のように見えますが、下部にはピアスのフックやポストを挿入する部分があります。
お手持ちのピアスをイヤリング金具に交換することもできますが、コンバーターを使ってお手軽にイヤリングとして楽しむ方法もありますので、試してみてくださいね♪
レジンのイヤリングを作ってみたいあなたへおすすめの講座は?
レジンでの作品作りの中でも、イヤリングなどのアクセサリー作りを学べる講座がLEDレジンアクセサリー講座です。
イヤリング以外にも、ピアス、ペンダント、ネックレス、リング、キーホルダーなど、あらゆるレジンアクセサリーの作り方を学ぶことができます。
テキストにある技法を順番に学んでいけば、最終的に100パターン以上のアクセサリーが作れるようになります。
まったくの初心者でひとりでは不安という方でも、受講中はお問い合わせいただくとスタッフが疑問にお答えしますので安心です♪
教材キットとして、LEDライトだけではなく、アクセサリーの金具や、封入物やパーツも合わせて必要なものをお届けいたします♪届いたらすぐにアクセサリー作りを始めることができますよ。
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まとめ
レジンアクセサリーを作ってみたいけど、自分には難しいかもとお考えの方でも、イヤリングであれば挑戦しやすいと思います。
小さなものから少し大きいもの、カラフルなものからシンプルなものなど、アレンジも効きやすいのがレジンの魅力のひとつです。
ご自身のものだけではなく、プレゼントにしても喜ばれそうですね♪
道具を揃え、オリジナリティのあるイヤリングを作って、日々を彩ってみてはいかがでしょうか?
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