ハンドメイドの在庫管理方法|初心者向けにやさしく解説

ハンドメイドの在庫管理方法に悩んでいる方のなかには、こう感じている方も多いのではないでしょうか。

ハンドメイド好きAさん

材料が増えて何を持っているか分からない

作りたいときに探し物から始まってしまう

イベント前に完成品の数を確認するのが大変

ハンドメイド活動では、作品づくりに使う材料やパーツ、完成品、梱包資材などが少しずつ増えていきます

最初は趣味の延長で始めた活動でも、販売や委託、イベント出店を考えるようになると、在庫を把握しておくことが大切になります。

在庫管理と聞くと、むずかしい業務のように感じるかもしれません。

しかし、ハンドメイドの在庫管理は、制作や販売をスムーズにするための小さな整理です。

こちらの記事では、初心者の方にも取り入れやすいハンドメイドの在庫管理方法や、作りたい気持ちを大切にしながら無理なく続けるコツを紹介します。

この記事でわかること

  • ハンドメイドの在庫管理を始めるメリット
  • 材料や完成品など、まず把握しておきたいもの
  • ノートや表を使った在庫管理の始め方
  • 作品づくりを楽しみながら続けるための管理のコツ

ハンドメイドに在庫管理が必要な理由と方法

ハンドメイドの在庫管理をしている様子

ハンドメイドに在庫管理が必要なのは、材料や完成品の状況を把握することで、制作や販売の準備がしやすくなるためです。

ハンドメイド作品を作っていると、ビーズや金具、布、レジン液、台紙、袋など、気づかないうちに資材が増えていきます。

必要だと思って買ったパーツがすでに手元にあったり、使いたい材料が足りずに制作が止まってしまったりすることもありますよね。

在庫管理は、売れている作家だけが行うものではありません。小規模に販売している方や、これから販売を始めたい方にとっても、材料を無駄にしないための基本的な整理です。

たとえば、アクセサリー作家の場合、ピアス金具、丸カン、ビーズ、レジン液、チャーム、台紙などを管理しておくと、同じ資材を重複して買うことを防ぎやすくなります。

布小物作家であれば、生地、タグ、ファスナー、接着芯、完成品の数などを確認できる状態にしておくと、制作計画を立てやすくなりますよ。

また、イベント販売や委託販売、ネット販売を行う場合は、どの作品が何点あるのかを把握しておくことも大切です。

販売前に作品数を確認できれば、持ち込み数や納品数を決めやすくなり、準備の慌ただしさも軽くなります。

在庫管理は、活動を縛るためのものではなく、制作をラクにするための仕組みです。

まずは「どこに何があるか分かる状態」を目指すだけでも、日々の作業が進めやすくなりますよ。

ハンドメイドの在庫管理で把握したいもの

ハンドメイドの材料と完成品の在庫を管理している様子

ハンドメイドで在庫を管理する際には完成品だけを整理したくなるものですが、実は、材料や制作途中のもの、梱包資材も対象になります。

まずは、管理するものを大きく分けて考えながら整理していきましょう。

ハンドメイド関連で在庫管理をしておきたい物

材料

パーツ、布、レジン液、金具、糸、ビーズなど

制作途中のもの

組み立て前の作品、乾燥中・硬化中の作品など

完成品

販売前、納品前、イベント用の作品など

梱包資材

台紙、袋、シール、箱、緩衝材など

とはいえ、すべてを最初から細かく記録しようとすると、在庫管理そのものが負担になってしまいます。

ですので、まずはよく使う材料や販売中の完成品から始めるのがおすすめです。

たとえばレジンアクセサリーを制作している場合は、レジン液、モールド、封入パーツ、金具、完成したキーホルダーやアクセサリーなどを優先して確認するとよいでしょう。

布小物を制作している場合は、よく使う生地やタグ、ファスナー、完成品のポーチや巾着などから管理を始めると、自分の活動に合わせて続けやすくなります。

梱包資材も見落としやすい在庫のひとつです。作品が完成していても、台紙や袋が足りないと発送や納品の準備が進みにくくなります。

特にイベント前や委託販売の納品前は、作品数だけでなく、梱包に必要な資材も確認しておくと安心です。

ハンドメイドの在庫管理は、細かさよりも「見返したときに分かること」が大切です。自分がよく使うもの、なくなると困るもの、販売に関わるものから少しずつ整えていきましょう。

ハンドメイドの在庫管理方法を始める手順

ハンドメイドの在庫管理方法を始めるときは、いきなり完璧な表を作る必要はありません。

まずは、手元にある材料や完成品をざっくり出して、種類ごとに分けるところから始めましょう。

最初の手順は、作業スペースや収納ボックスの中にあるものを確認することです。

パーツ、布、金具、完成品、梱包資材などを大まかに分けるだけでも、何がどのくらいあるのか見えやすくなります。

次に、記録する項目を決めます。

初心者の方は、まず「作品名」「数量」「保管場所」「販売先」だけでも十分です。

たとえば、イベント用のピアスが5点、委託先に納品予定のキーホルダーが3点、自宅保管の布小物が10点というように、ざっくりでも数字で把握できると管理しやすくなります。

慣れてきたら、購入先、仕入れ値、制作日、納品日、販売状況などを追加すると、より細かく確認できるようになります。

特に販売を続けていく場合は、どの作品がいつ作られたものか、どこに納品しているかが分かると、見直しもしやすくなりますよ。

管理方法には、紙のノート、スプレッドシート、スマホのメモ、在庫管理アプリなど、ご自身の使いやすいものを活用しましょう。

手書きが好きな方はノート、数字を並べて確認したい方はスプレッドシート、外出先でも確認したい方はスマホのメモやアプリが向いています。

どの方法が正解というよりも、ご自分が続けやすい形を選ぶことが大切です。

きれいに整えた管理表を作ることより、必要なときに見返せる状態にすることを意識しましょう。

また、販売活動が広がってくると、在庫管理だけでなく売上や経費の記録も必要になる場合があります。

確定申告や棚卸に関する詳しい判断は、必要に応じて公的情報や専門家の情報を確認しておくと安心ですね。

確定申告についても気になっている!という方はぜひこちらもご覧くださいね。

ハンドメイドの在庫管理方法を上手に続けるコツ

ハンドメイド作家さんが在庫管理をしている

ハンドメイドの在庫管理方法を続けるコツは、細かく完璧に記録しようとしすぎないことです。

在庫管理は、作品づくりや販売の流れの中で自然に続けられる形にすることが大切です。管理表を作ったものの、更新するタイミングが分からず止まってしまうこともありますね。

そのような場合は、在庫が動いたタイミングで記録する習慣を作ると続けやすくなります。

たとえば、材料を買ったら収納する前にメモする、作品が完成したら撮影と同時に在庫表へ追加する、販売や納品が終わったら数を更新するなど、普段の作業に合わせて記録するタイミングを決めておくと負担が少なくなりますよ。

イベント販売をしている方は、イベント後に売れた数と残った数を確認する時間を作るのがおすすめです。

帰宅後すぐに細かく整理するのが大変な場合は、翌日や月末など、ご自分が落ち着いて見直せる日を決めておくとよいですね。

また、月に1回だけ在庫を確認する日を作る方法もあります。よく使う材料が減っていないか、完成品の数にズレがないか、古い作品が残っていないかを確認するだけでも、次の制作や販売準備に活かしやすくなります。

在庫管理が続かないと感じるときは、項目が多すぎる可能性を考えてみましょう。

最初から仕入れ値や制作日、販売状況まですべて記録しようとすると、更新が負担になりやすくなかなか進まないものです。

まずは「作品名」「数量」「保管場所」など、ご自分が見返して分かる最低限の項目に絞ってみましょう。

在庫管理は、できていないことを責めるためのものではありません。せっかくハンドメイドの作業を効率よく進めようと在庫の管理をすることで、落ち込んでしまうことはとてももったいないことです。

作品づくりを続けやすくするために、ご自分に合う形で少しずつ整えていきましょう。

在庫を把握した上で、作品を手元に置いておくのがもったいないと感じたら、委託販売についても考えてみてくださいね。

ハンドメイド販売を続けたい方に合う学び方

ハンドメイド販売を続けたい方は、在庫管理だけでなく、作品づくりや販売準備、発信の方法も少しずつ整えていくことが大切です。

在庫管理に悩み始める時期は、材料や作品数が増え、販売や委託、イベント出店など活動の幅が広がってきた段階でもあります。

作品を作る楽しさに加えて、どのように魅せるか、お客様へどのように届けるか、考える場面も増えていきます。今後の活動を続けていく上での方向性などにも関わってきます。

PBアカデミーのハンドメイド作家講座は、すきや得意を活かしてハンドメイド活動を広げたい方に向いている講座です。テキストに書き込みながら、ご自分のペースでコツコツ進めたい方にも取り組みやすい内容となっています。

また、委託販売だけに頼らず、オンラインで自分から発信して販売のチャンスを広げたい方には、インスタ初級講座もおすすめですよ。

憧れのハンドメイド作家さんは、どうやってSNSでPRしているんだろう?と一度は思ったことがある方にぴったりの講座です。

  • プロフィールの整え方や投稿のコツ
  • Canvaを使ったビジュアル作成
  • フォロワーを増やすポイントや投稿の見せ方
  • スマホ1台でできるアカウント運用術

作品の魅力を伝える発信を整えたい方や、SNSを活用して活動の幅を広げたい方に向いています。

どちらも好きな時間に取り組めるため、家事や育児、仕事と両立しながら学びたい方にも安心です。作品づくりを楽しみながら、ご自分らしい活動の形を整えていきたい方は、まずは資料請求で自分に合う内容かをじっくり確認してみてくださいね。

まとめ

ハンドメイドの在庫管理は、むずかしい業務管理ではなく、材料や完成品を分かりやすく整えるための仕組みです。

最初から完璧に管理しようとすると負担になりやすいため、まずはよく使う材料や販売中の完成品から記録してみましょう。完成品の数をメモする、保管場所を決める、イベント後に残った作品を確認するなど、小さな行動から始めるだけでも、制作や販売の準備がスムーズになります。

在庫管理を続けることで、同じ材料を重複して買うことを防ぎやすくなり、販売前の確認もしやすくなります。

作品づくりを楽しみながら活動を続けるためにも、ご自分が見返して分かる方法で少しずつ整えていきましょう。