ハーバリウムとは どのようなもの?
ハーバリウムの手作りは難しそうだけど作ってみたい!
作るときに気を付けることはある?
このように、ハーバリウムの美しさに興味を持ち「作ってみたい」と思われる方も多いでのではないでしょうか。
実際にハーバリウムを制作してみると、手順はとてもシンプルですが、追求すればするほど奥の深いハーバリウムの世界に魅了されるはずです。
「作るのが難しそう…」と躊躇してしまってはもったいありません!
そこで、今回は「ハーバリウムをもっと知りたい、作ってみたい」と思っている初心者の方に向けてハーバリウムの基礎知識をご紹介していきます。
目次
ハーバリウムとは?
数年前から手作りのハーバリウムの人気が高まり、お花屋さんや雑貨屋さんなどでの取り扱いや、手芸専門店などでもハーバリウムを手作りするための材料を購入することができるようになっています。
数日で枯れてしまうことの多い「切り花」とは異なり、扱い方次第で長期間、鮮やかな花を楽しむことができます。ハーバリウムは、花のある暮らしを楽しみたいけれど、植物のお世話は「ちょっと苦手」という方にもぴったりです。
ハーバリウムがキレイにもつ期間は?
「ハーバリウムは綺麗な状態が長持ちする」ことは有名ですが、実は寿命があるということをご存じでしょうか。
残念ながら、ハーバリウムでも永遠に鮮やかな状態を楽しむことはできません。
いずれは花の色があせてしまったり、オイルが変色してしまうのです。
使用するオイルや花材、保存環境によって異なりますが、ハーバリウムを綺麗に保つことができる期間は数か月から1年ほどと言われています。
とはいえ、その時の可愛いと思うお花や、デザインに合わせて作り変えることができたり、何度も同じ瓶を再利用できるという考え方もできます。
そのように考えると、いつまでも自分の好みのデザインが楽しめる、エコフレンドリーなハンドメイドジャンルとも言えますね。
ハーバリウムを楽しむために注意すべきこと3つ
ハーバリウムをできるだけ長く楽しむために制作の際に確認しておきたい注意点があります。
では早速ひとつずつ確認していきましょう。
ハーバリウムでは生花を使用しない
水分を含んでいる生花はカビや雑菌を繁殖させてしまい長期間保存することができない為ハーバリウムでは生花を使用しません。ハーバリウムにしたい場合は、ドライフラワーやハーバリウム用のプリザーブドフラワーを用意しましょう。
ハーバリウムを作る際は、瓶を殺菌消毒しておきましょう
瓶を消毒することにより、雑菌による劣化を防ぐことができます。長くハーバリウムを楽しむためには、そのひと手間が大切です。ガラス瓶なら煮沸消毒も可能ですが、より手軽なアルコールでの消毒がおすすめです。
ハーバリウムは直射日光に当てない様に気をつけましょう
ハーバリウムは日光に弱いため、飾る場所にも注意が必要です。日光を浴び続けると花の色あせが起こります。
窓際で日の光を浴びてキラキラと輝くハーバリウムは美しいですが、長持ちをさせたいと思うのであれば飾、日当たりのよい場所は避けた方がよいでしょう。
このようなことに気をつけて、ハーバリウムを楽しんでくださいね♪
手作りハーバリウムで用意する物
ご自宅で気軽にハーバリウムは手作りすることができます。
ハーバリウムを作る際に用意する材料と道具をご紹介します。
ハーバリウムに必要な材料と道具
- 蓋のできる瓶
- ハーバリウムオイル
- 花材
ドライフラワー、プリザーブドフラワーなど - ピンセット
先ほどもお伝えしましたが、雑菌を防ぐために瓶や道具は事前に殺菌消毒をしましょう。その際にはアルコールや拭き取り用に脱脂綿やティッシュなどをご用意くださいね。
ハーバリウムの作り方の手順
次にハーバリウム作りの手順をご紹介します。
1.用意する物と作業場所
まず、瓶、ピンセット、ハーバリウムオイル、ドライフラワーなどを用意します。
道具は手芸専門店などで揃いますが、初めての方はキットを購入してもよいでしょう。
平らで、作業のしやすい場所で行いましょう。
2.最初に準備しておくこと
花材を選ぶ時点で、完成のイメージを決めておきましょう。
瓶や道具も事前に消毒しておきます。
3.デザインを決めておく
作り始める前に、瓶の横にイメージしているデザイン通りに花材を並べておくと迷いません。
4.ピンセットで制作をする
ピンセットで瓶に花材を入れていきます。イメージしたデザインの下から順に並べていきます。
瓶の中にバランス良く配置するのが難しい思われる方には、事前に花束のようにまとめてから瓶に入れる方法もおすすめです。
5.オイルを少しずつ入れる
花材を入れたら、瓶を傾けてオイルを少しずつ入れていきます。
勢いよく入れると、花材のバランスが崩れてしまったり沈んでしまったりすることがあるためです。
オイルは膨張することがあるため、ギリギリまで入れるのではなく瓶の上部に少し空間を残しておきます。
6.気泡を抜いて蓋をする
オイルを入れた後、数分置いて気泡が上がってくるのを待ちます。気泡が上がりきり、空気を逃してから蓋をします。
最後に瓶にリボンを巻いても素敵ですよ!
このように手順はシンプルなので、ぜひ実際に作ってみてはいかがでしょうか?
ハーバリウム作りを体験して、いろいろなことを感じた方もいらっしゃるかもしれません。
楽しい、もっと上手に作れるようになりたい
思い通りのデザインに仕上げるのはちょっと難しい
ぜひ、何度も作ってコツをつかんだり、本格的に技法を学んでみてはいかがでしょうか。
ハーバリウムで工夫を楽しむ
ハーバリウムは中に入れる花材の種類やレイアウトを工夫することによって、さまざまな表情を楽しむことができます。
こちらの作品のように、花だけではなく、ドライフルーツを使うこともできます。
瓶の形によって同じ花を使っても全く違う印象になるのも面白いところです。
細長いもの、丸いもの、電球型など、いろいろな形の容器があるので、お好みのものを探すのも楽しいですよ。
魅せ方工夫をすることで、さらに美しい演出が可能になります。
こちらの画像のように、ライティングで幻想的な雰囲気を出すこともできますよ。
また、ハーバリウムで制作できるペンやソープディスペンサーなどもあるのでチャレンジしてみるのもいいでしょう。
世界に1つだけのオリジナルなアイテムを作ることができます。
ハーバリウムをプレゼントするなら?
誕生日プレゼントや母の日、結婚祝い、退職祝いなどさまざまなシーンでの贈り物として選ばれています。 手入れが不要で花の美しさを長く楽しめるハーバリウムを、フラワーアレンジメントの代わりに贈るという方も多いようです。
華やかでおしゃれなハーバリウムは、大切な方へのプレゼントとしても喜ばれます。
専門ショップだけでなくハンドメイド作品販売サイトなどでもセンスの良いハーバリウムを購入することができます。
ドライフルーツを使ったもの、1輪のお花を楽しむもの、グリーンのみシンプルなものなど、デザインにも工夫が施されているアイテムが多いので選ぶのも楽しいですよ。
市販のハーバリウムも、もちろん良いのですが手作りならなお、特別感がありますよ。
花材には贈る相手が好きな色の花を選んだり、花言葉に想いを込めれば、きっと相手にも伝わるはずです。
また、ラッピングが苦手という方は、瓶にリボンをかけたり、ラベルをつけてみてください。ハーバリウムは元々が華やかですから、シンプルな飾りつけだけで素敵なプレゼントになるでしょう。
ハーバリウムで日常を潤す
道具と材料をそろえて、手軽に手作りハーバリウムを楽しむことができるますので、ぜひ一度挑戦してみてください。
美しい花を手軽に楽しむことができるハーバリウムは日常に潤いを与えてくれます。
お子さんやご家族で一緒に作るのも楽しそうですね。
また、ハーバリウムは幅広い年齢層の方に好まれるアイテムですから、ハーバリウム作家や教室の講師として収入を得ることも夢ではありません。もちろん、講師として生徒さんに教えるためには高い技術が必要になります。
ハーバリウム作家として活動している方のレベルの高い作品は、ハーバリウムをより美しく見せる技術や工夫がちりばめられているのです。
そんな奥深い「ハーバリウムについてより深く学んでみたい」という方はこの機会に本格的に学んでみてはいかがでしょうか?
PBアカデミーのハーバリウム認定講師資格取得講座は通信講座ですので、ご自宅で時間を気にせず学ぶことができます。講座受講に必要な道具や材料は、すべてキットとして届くのでご自分で揃える必要がありません。
教材が届いたその日から、ハーバリウムの世界を学ぶことができます。通信講座ですが、わからない点は専門スタッフにチャットなど、スマホで質問していただけます。
▽無料の資料請求はこちらからどうそ♪▽
ハーバリウム認定講師資格取得講座については、TBS系列のお昼の番組「ひるおび!」でリポーターを務める川添 永津子さんがハーバリウム認定講師資格を取得され、番組内でご紹介いただきました。
興味のある方はこちらの記事をご覧になってみてくださいね♪
スキマ時間を活用し、新たなスキルを身に付けてみませんか?
まとめ
ハーバリウムとは、どのようなものであるのか、お分りいただけたでしょうか?
ハーバリウムの基礎知識をひとつずつご紹介しましたが、記事をお読みいただき手作りハーバリウムにもっと興味をお持ちいただけると嬉しいです。
興味をお持ちいただけたら、道具や材料を揃えてハーバリウム作りに挑戦してみたり、ハーバリウム講座の無料資料請求をしてみてくださいね!
資格のPBアカデミーだからこそお伝えできるハンドメイド・美容に関するお役立ち情報「ハウツー」「ノウハウ」を初心者の方でもわかりやすくご紹介しています!
他にも参考に記事やYouTube動画などをたくさん配信していますのでご覧ください。
ぜひ”無料の資料請求”をしてさまざまな情報をゲットしてくださいね♪