水晶のブレスレットの作り方は?流行りのおしゃれなデザインを紹介

水晶のブレスレットは、ブレスレットの中でも定番と言っていいほど常に人気のあるアクセサリーです。シンプルかつ主張しすぎないので、ユニセックスで使えるのもうれしいところですね。

また、無色透明なので、水晶はさまざまな色のパーツにも合わせやすいのが便利です。今回は、そんな水晶のブレスレットの作り方や、おしゃれなデザインの解説をしていきます。

水晶のブレスレットの人気の秘密はこれ!

水晶は、透き通ったクリアな色合いが特徴の天然石です。世界各地に原産国があり、日本、ブラジル、インド、マダガスカル、アメリカ、中国などさまざまなところで採掘され、英語では「クリスタル」と呼ばれています。

水晶のビーズが散らばる様子

広い意味では、アメシストやローズクォーツも、それぞれ「紫水晶」「紅水晶」と呼ばれ、水晶の仲間とされます。ですが、一般的に「水晶」というと、無色透明のものを指すことが多いようです。

水晶のブレスレットが人気な理由は、やはりその美しさです。二酸化ケイ素が結晶化したものを石英と呼びますが、その中でも特に無色透明で透明度が高いものを「水晶」と呼びます。光を受けてキラキラと美しい様子は、とても魅力的に感じるのではないでしょうか。

ご自身が生活する上でも手元はよく目に入りますから、水晶のブレスレットをすることで、日々のふとした瞬間に美しいものに触れられます。また、男女問わず、身につけられるユニセックスなデザインであるものも多く、大切な方へのプレゼントとしても喜んでもらえるのではないでしょうか?シンプルなのでファッションの邪魔にもならず、どのような色合いにも合わせやすいですよ。

水晶のブレスレットを作ってみよう!初心者さんにもおすすめの作り方

水晶のさざれ石とチェーンを組み合わせたブレスレット
抜群の透明感を持つ水晶とゴールドの組み合わせが、大人の女性にぴったりです。

水晶のブレスレットにはいくつかの作り方がありますが、今回は「チェーンと金具を組み合わせる」作り方のご紹介です。

初心者の方にも分かりやすいように、詳しくご説明いたしますね♪

チェーンと金具を組み合わせる作り方

チェーンと金具を組み合わせて作るブレスレットは高級感があり、大人の女性も着用しやすいデザインに仕上がります。

ご自身用だけでなくプレゼントにもぴったりですよ。

材料

  • お好みのデザインチェーン
  • 水晶のさざれ石(穴あき)
  • 8~10粒程引き輪板カン
  • 丸カン
  • アクセサリー用ワイヤー
  • 平ヤットコ
  • 丸ヤットコ
  • ニッパー
水晶のブレスレット作りに必要な材料
今回使用する工具や資材はこちら。

作り方

チェーンを1センチほどの長さにカット
1.ニッパーを使い、チェーンを1cm程の長さにカットしておきます。
水晶のさざれ石と同じくらいの数を作ってください。
ワイヤーの端を丸ヤットコに巻き付けメガネ留めを作る
2.丸ヤットコを使用し、アクセサリー用ワイヤーでメガネ留めを作ります。
長い方のワイヤーに短い方のワイヤーを3巻きする
ワイヤーをぐるりと巻き付けます。

ワイヤーに通した水晶さざれ石
3.ワイヤーに水晶のさざれ石を通し、メガネ留めを作ります。
ワイヤーでメガネ留めを作る
メガネ留めを閉じる前に、先ほどカットしたチェーンをひとつ通してから閉じます。
メガネ留めを閉じる前にチェーンを通しておく
チェーンを通し忘れないように気をつけてくださいね。

ワイヤーを3巻きしたらニッパーでカットする
3巻きしたら余分なワイヤーをカットします。
チェーンの端にワイヤーを通す
4.3で通したチェーンの反対側にワイヤーを通し、メガネ留めを作ります。
もう少しで完成する水晶ブレスレット
5.ご自身の手首周りの長さになるまで、3~4を繰り返します。

女性の手首周りの平均は15センチとされていて、少しゆとりを持たせた17センチ程の商品が多いようです。

プレゼントなどでサイズにお悩みの際は参考にしてみてくださいね。

ヤットコと丸ヤットコを使用して丸カンを開く
6.ヤットコと丸ヤットコを使用して、丸カンを開きます。

この時丸カンは、左右ではなく前後に開いてくださいね。

開いた丸カンにチェーンを通す
7.開いた丸カンに、5でできたブレスレットのパーツの端と引き輪を通します。
丸カンに引き輪を通す
丸カンをつかむときは、丸ヤットコでなるべく端の方を持つようにするとパーツを通しやすいです。

8.ヤットコと丸ヤットコを使用して、丸カンを前後にずらして閉じます。

ヤットコと丸ヤットコを使用して丸カンを閉じる

隙間のないようにぴったりと閉じてくださいね

丸カンを開いてメガネ留めの輪の部分を通す
9.8と同じようにして、反対側に板カンを取り付けます。
開いた丸カンに板カンを通す
隙間があると、パーツが外れやすくなってしまいます。

10.水晶のさざれ石とチェーンを使用したブレスレットの完成です。

水晶の大きさや数、チェーンの長さなど、お好みで変えてアレンジしてみるのも楽しそうですね。

他の天然石を混ぜたカラフルなデザインも素敵です♪

水晶のブレスレットのおしゃれなデザインアイデア5選

水晶を使ったおしゃれなブレスレットのアイディアを紹介します。

こちらはmimu0309さんの作品です。水晶とアクアマリン、パールを使用したエレガントなブレスレットが大人かわいいです。イヤリングとセット使いをしてもおしゃれにまとまりそうですね。

こちらもmimu0309さんの作品です。水晶と淡水パールの組み合わせで、上品ながらもカジュアルにも合わせられそうなシンプルさが特徴です。留め具がマンテルなのもクラシカルで、コーデ全体を格上げしてくれそうです。

こちらはkom_laattaさんの作品です。水晶とローズクォーツ、インカローズを組み合わせたバランスの良い作品です。紐で繋ぎ合わせてあり、ナチュラルな印象もあるので、ブレスレット自体はカラフルですが、合わせる服を選ばなさそうです。

こちらはDonna Feliceさんの作品です。水晶(クリスタルクオーツ)にローズクオーツとソーダライトを合わせた、個性がありながら元気がもらえそうな色合わせ。水晶がうまく全体をまとめています。

こちらはhimedukaayaさんの作品です。水晶やアメシストをふんだんに使ったブレスレットで、神秘的でパワーがみなぎりそうな色合いに仕上がっていますね。クラック(ひび)の入った水晶が使われているのもポイントです。

水晶のブレスレット作りに興味がある方におすすめの講座

水晶のブレスレットを作りたいけど、ブレスレットの作り方も天然石の知識もよくわからない…という方は、PBアカデミーの「天然石アクセサリー講座」を調べてみてはいかがでしょうか。

今回、記事でご紹介した水晶で作るブレスレットの作り方よりも、さらに詳しく、たくさんの画像を見ながらテキストでわかりやすくご紹介する講座になります。

天然石アクセサリー講座

天然石アクセサリー講座は、天然石に関する知識や、アクセサリーの作り方まで、幅広く学習できます。さらに、誕生石の知識や、カラーセラピー、天然石の色味に関する知識まで、幅広い知識も身につけられます。

天然石アクセサリーを作る様子

天然石の魅力は、まさに世界でひとつであること。大自然が作り上げた芸術品と言っても過言ではなく、ひとつひとつ違う持ち味があります。そんな天然石の知識を学んだ上で、それを使った、ワンアンドオンリーの作品を生みだす技術を得る講座……それがこの「天然石アクセサリー講座」です。

この講座では教材セットの中に、ニッパーや作業マットなどの道具はもちろん、色や質感が美しくクオリティの高い天然石も含まれて届きます。美しい天然石を眺めながら学習できますので、思わずやる気も集中力もアップしそうです。天然石の美しさに魅せられて、ご自分もその世界に溶け込みたい…という方にはおすすめです。

資格のPBアカデミーでは、天然石を使ったアクセサリーをはじめとした、ハンドメイドに関する動画チャンネルを運営しています!ちょっとした空き時間にもサクッと見ていただけますので、ぜひ見てみてくださいね♪

まとめ

水晶のブレスレットは、比較的簡単に作れるので、常日頃から練習がてら自分用のものを作ってみてはいかがでしょう?

大切な人へのプレゼントとして製作するときには、とびっきりの作品を作れること間違いナシです。送る相手は老若男女問わず、さまざまな方に喜ばれそうですね♪

まずはひとつ、お試しで作ってみてはいかがでしょうか?合わせるファッションも、カジュアルからフォーマルまで、何にでもしっくり馴染むこと間違いなしですよ。