ハーバリウムとは、ガラス瓶の中にドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの花材を入れ、専用のオイルで閉じ込めたインテリアアイテムのことを指します。
植物標本という意味の言葉ですが、日本では長く花の美しさを楽しめるハンドメイド作品として親しまれています。
手入れが不要で飾りやすいことから、自宅用のインテリアとしてはもちろん、誕生日や母の日などのプレゼントとしても人気が広がっています。
一方で

どのくらいもつの?
初心者でも作れる?
本当に楽しめるものなの?
と疑問を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの記事では、ハーバリウムの意味や魅力、長く楽しむためのポイント、初心者でも始めやすい理由についてわかりやすくご紹介していきます。
ハーバリウムに興味を持ち始めた方が、安心して一歩踏み出せるような基礎知識をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ハーバリウムとは?

ハーバリウムとは、本来は植物標本という意味の言葉です。
ブームをきっかけにハンドメイドジャンルとして定着し、インテリアやプレゼント、趣味として幅広く楽しまれているアイテムです。透明なオイルの中で花が美しく見えることから、飾るだけで空間を華やかに演出できる点も魅力のひとつといえるでしょう。
数日で枯れてしまうことの多い切り花とは異なり、扱い方次第で長期間花の美しい状態を楽しめるのも特徴です。水やりなどの手入れが不要なため、植物の管理に苦手意識がある方でも取り入れやすいアイテムといえます。
また、花材の選び方や配置の仕方によって仕上がりの印象が大きく変わるため、同じ瓶を使っても異なる雰囲気の作品を楽しむことができます。
初心者でも始めやすく、続けるほどにデザインや表現の奥深さを感じられるハンドメイドとして、多くの方に親しまれていますよ。
ハーバリウムがキレイにもつ期間は?

ハーバリウムは長く楽しめるインテリアとして知られていますが、美しい状態を保てる期間には目安があります。
一般的には数か月から1年ほどといわれており、使用する花材の状態やオイルの種類、飾る環境によって変化のスピードは異なります。
ただし、永久に鮮やかな状態が続くわけではありません。時間の経過とともに花の色が少しずつあせてきたり、オイルが変色したりすることもあります。
特に直射日光が当たる場所や高温になる環境では、色あせや劣化が進みやすくなりがちです。また、水分が残った花材を使用すると、濁りや変質につながる可能性もあります。
できるだけ長く美しい状態を楽しむためには、飾る場所にも少しだけ気を配ってみましょう。直射日光が当たる場所や温度変化の大きい環境では、花の色あせやオイルの変化が進みやすくなります。
やわらかな光が入る室内や、安定した温度の場所に飾ることで、透明感のある美しさをより長く楽しめるはずですよ。
また、制作の段階で花材の状態を確認したり、オイルの量を調整したりといった小さな工夫も仕上がりに影響します。ほんの少し意識するだけでも、作品の印象や楽しめる期間が変わってくるでしょう。
ハーバリウムはデザインを変えて作り直す楽しみ方もできるため、季節や好みに合わせて新しい作品に挑戦するのもおすすめです。
ハーバリウムを楽しむために注意すべきこと3つ

ハーバリウムは手軽に楽しめるハンドメイドですが、きれいな状態を保ちながら長く鑑賞するためには、制作時や飾る際にいくつか気を付けたいポイントがあります。
ちょっとした工夫で仕上がりの美しさや楽しめる期間が変わるため、基本的な注意点を押さえておきましょう。
ハーバリウムでは生花を使用しない
水分を含んだ生花は、瓶の中でカビや雑菌の原因になりやすく、透明感のある仕上がりを保つことが難しくなります。
ハーバリウムにはドライフラワーやプリザーブドフラワーなど、水分処理がされた花材を使用するのが基本です。花材選びは作品の印象だけでなく、美しさを保つうえでも重要なポイントになります。
瓶や道具は事前に消毒しておく
制作前に瓶やピンセットなどの道具を清潔にしておくことで、オイルの濁りや劣化を防ぎやすくなります。
アルコールで拭き取るなどのひと手間を加えることで、作品の状態をより良く保つことにつながります。
瓶や道具は事前に消毒しておく
ハーバリウムは光の当たり方によって見え方が変わるのも魅力ですが、強い日差しが当たり続けると色あせや変色が起こりやすくなります。明るさを楽しみつつも、直射日光の当たらない場所を選ぶことで、透明感のある美しさを長く味わえるでしょう。
注意点を理解したら、次は実際に必要な材料や道具について確認していきましょう。
初心者が手作りハーバリウムを始めるための基本

初心者が手作りハーバリウムを始める際は、まず必要な材料や道具を知り、基本的な制作の流れをイメージしておくことが大切です。
ハーバリウムは特別な技術がなくても挑戦しやすいハンドメイドですが、仕上がりの美しさや作業のしやすさは準備によって大きく変わります。ここでは、初めて制作する方が押さえておきたい基本の材料と手順をまとめて紹介します。
手作りハーバリウムで用意する物

- 蓋のできる瓶
- ハーバリウムオイル
- 花材
ドライフラワー、プリザーブドフラワーなど - ピンセット
雑菌を防ぐために瓶や道具は事前に殺菌消毒をしましょう。その際にはアルコールや拭き取り用に脱脂綿やティッシュなどをご用意くださいね。
初心者向けハーバリウムの基本的な作り方
- 1.準備をする
制作に入る前に、完成イメージを思い描いておくことが大切です。あらかじめ色の組み合わせや花材の配置を考えておくと、作業中に迷いにくくなり、全体のバランスも整えやすくなります。
また、ハーバリウム作りは繊細な作業が続くため、ぐらつきのない平らな場所で制作環境を整えておきましょう。使用する瓶や道具は清潔な状態にしておくことで、仕上がりの透明感を保ちやすくなりますよ。
- 2.デザインを決めておく
制作を始める前に、どのような雰囲気のハーバリウムにしたいのかをイメージしておきましょう。色の組み合わせや花材の配置の方向性を決めておくことで、制作中に迷いにくくなり、まとまりのある仕上がりにつながります。
例えば「ふんわり優しい印象」「大人っぽく落ち着いた雰囲気」「華やかで存在感のあるデザイン」など、完成したときの印象を先に思い描いておくとバランスが取りやすくなりますよ。
瓶のサイズや形によっても見え方が変わるため、全体の高さや奥行きを意識して構成を考えてみましょう。
- 3.ピンセットで制作をする

完成イメージをもとに、花材を少しずつ瓶の中へ配置していきます。大きめの花材や見せたいモチーフから入れていくと全体の構成が整いやすくなります。
ピンセットを使いながら、花の向きや高さ、奥行きを意識してバランスを見ていきましょう。
花材は一度に詰め込みすぎず、途中で瓶を回したり少し離れて見たりしながら配置を調整することがポイントです。隙間や余白を上手に活かすことで、透明感のある軽やかな印象に仕上がります。
オイルを入れると花材が
- 4.オイルを少しずつ入れる
花材の配置が整ったら、瓶を軽く傾けながらハーバリウムオイルを少しずつ注いでいきます。勢いよく注ぐと花材が動いてしまい、せっかく整えたバランスが崩れることがありますので気をつけましょう。
細くゆっくりと流し込むことで、花材の隙間までオイルが行き渡りやすくなり、透明感のある美しい仕上がりにつながりますよ。
オイルは瓶の口いっぱいまで入れず、わずかに余白を残しておくと安心です。
- 5.気泡を抜いて蓋をする
オイルを注いだあとは、すぐに蓋をせず数分ほど置いて気泡が上がってくるのを待ちます。瓶の側面を軽くトントンと叩いたり、ゆっくり回したりすると、細かな気泡が抜けやすくなります。
気泡が落ち着いたことを確認してからしっかりと蓋を閉めましょう。最後にリボンやタグを添えると、インテリアとしてもプレゼントとしても映える仕上がりになります。
ハーバリウム作りを体験すると、楽しさや難しさの両方を感じることがあるかもしれません。

楽しい、もっと上手に作れるようになりたい
でも思い通りのデザインに仕上げるのは難しいな
まずは基本の手順を知ることで、完成までの流れがぐっとイメージしやすくなります。
ハーバリウムの魅力や意味を理解したうえで、自分なりの楽しみ方を見つけていきましょう。
ハーバリウムの楽しみ方とアレンジの魅力
ハーバリウムは中に入れる花材や容器の形、配置の工夫によってさまざまな表情を楽しめるのが魅力です。基本の作り方を覚えたら、少しずつアレンジを取り入れることで作品の幅はぐっと広がります。
見せ方や使い方を工夫することで、インテリアとしてだけでなくプレゼントや実用品としても楽しめるようになります。ここではハーバリウムの楽しみ方と広がる魅力についてご紹介します。
① 花材や容器で印象が変わる

ハーバリウムは花だけでなくドライフルーツやグリーンなどを取り入れることで、ナチュラルな雰囲気や個性的な表現を楽しむことができますよ。
容器の形によっても印象は大きく変わり、細長い瓶や丸い瓶、電球型などさまざまなデザインを選ぶ楽しさもあります。
② 光や演出で魅力が引き立つ

飾り方や光の当て方を工夫することで、ハーバリウムの透明感や奥行きをより美しく見せることができます。ライトを使った演出では幻想的な雰囲気を作ることもでき、空間のアクセントとしても活躍します。
③ アイテム展開で楽しみ方が広がる

ハーバリウムはインテリアだけでなく、ボールペンやディスペンサーなど実用品として制作することもできます。日常の中で使えるアイテムにすることで、より身近にハンドメイドの楽しさを感じられるでしょう。
④ プレゼントとして楽しむ

華やかでおしゃれなハーバリウムは、大切な方への贈り物としても選ばれています。花の色や花言葉に想いを込めたり、ラッピングやタグを添えたりすることで、特別感のあるプレゼントに仕上がります。
このようにハーバリウムは作り方を覚えたあとも、工夫次第で楽しみ方がどんどん広がっていきます。自分らしい表現を見つけながら、少しずつ作品づくりを楽しんでいきましょう。
ハーバリウムをもっと深く楽しむには
ハーバリウムは基本の作り方を覚えるだけでも楽しめますが、技術やデザインの幅を広げていくことで、作品づくりの可能性はさらに大きく広がります。思い通りの配置や色の表現ができるようになると、作品の完成度や満足感も自然と高まっていきます。
趣味として楽しむだけでなく、プレゼント制作や販売、教室活動など、新しい楽しみ方につながるケースもあります。ハーバリウムの世界をより深く味わいたいと感じたときは、本格的に学ぶという選択肢も視野に入れてみましょう。

ハーバリウム作家として活動している方の作品には、透明感を美しく見せる工夫や花材の配置バランスなど、細やかな技術が取り入れられています。そうした表現力を身につけることで、作品づくりの楽しさはさらに広がっていきます。
PBアカデミーのハーバリウム認定講師資格取得講座は、ご自宅で学べる通信講座です。必要な道具や材料がキットとして届くため、準備の手間をかけずに学習を始めることができます。制作の流れやデザインの考え方を段階的に学べるため、初心者の方でも安心して取り組めますよ。
教材が届いたその日から制作に取り組める点も、通信講座の魅力のひとつです。疑問点が生まれた場合には、スマートフォンから専門スタッフに質問できるため、ご自分のペースで学びを進めやすい環境が整っています。
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ハーバリウム認定講師資格取得講座については、TBS系列のお昼の番組「ひるおび!」でリポーターを務める川添 永津子さんがハーバリウム認定講師資格を取得され、番組内でご紹介いただきました。
興味のある方はこちらの記事をご覧になってみてくださいね♪
まとめ

ハーバリウムとは、植物標本という意味を持ち、花の美しさを長く楽しめるインテリアアイテムとして多くの方に親しまれています。基本の作り方はシンプルですが、花材の選び方や配置、見せ方の工夫によって作品の印象は大きく変わります。
初心者でも手軽に始められる一方で、表現の幅が広く奥深い魅力があるのもハーバリウムの特徴です。楽しみ方や活用シーンは人それぞれで、プレゼント制作や作品販売など新しい可能性につながることもあります。
ハーバリウムの意味や魅力を知ったうえで、まずは気軽に制作を楽しみながら、自分なりの表現を見つけていくことが大切です。さらに深く学びたいと感じたときには、本格的な技術や知識を身につけることで、より充実した作品づくりにつながりますよ。
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日々の作品づくりの参考として、ぜひチェックしてみてくださいね。

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