ハンドメイドの価格設定で迷わない!初心者向けの計算方法と決め方

ハンドメイド作品を販売したいと思っても

ハンドメイド好きAさん

価格の決め方がわからない!

高くすると選ばれないのでは?

と迷う方もいるのではないでしょうか?

材料費だけで値段を決めると、制作時間や梱包費、販売手数料などが反映されず、活動の負担が大きくなることがあります。

好きな制作を長く続けるためにも、作品にかかる費用を整理することが大切です。

こちらの記事では、価格に含めたい費用、基本の計算方法、相場の確認方法、価格を見直すポイントを順番に紹介します。

ハンドメイドの価格設定が大切な理由

ハンドメイド販売の価格は、お客様が作品を購入するときに支払う金額です。

ハンドメイド販売では、材料費や梱包費、販売手数料などを差し引いた分が、次の制作や活動に使えるお金になります。

売上と利益は同じではありません。

価格を低く設定しすぎると、材料の補充や道具の買い替えが難しくなり、制作時間に見合わないと感じることがあります。

負担が積み重なると、好きなハンドメイドを続けにくくなるかもしれません。

ただし、計算から出した金額だけでなく、素材や仕上がり、販売場所、同じジャンルの価格帯なども確認します。

適正価格は一つの答えではなく、作家と購入する方が納得しやすく、活動を続けられる価格の目安です。

ハンドメイドの販売価格に含めたい費用

ハンドメイド販売で価格を考えるときは、まず作品を販売できる状態にして、お客様へ届けるまでに何が必要かを洗い出します。

主に確認したい費用は次のとおりです。

  • 材料費
  • 制作にかかる時間
  • 梱包費
  • 販売・決済手数料
  • 送料
  • その他の活動費

材料費

材料費には、主な素材やパーツだけでなく、金具や接着剤など少量ずつ使うものも含めます。

まとめて購入した材料は、使用できる点数で割ると1点あたりの費用を出せます。

仕入れ時の送料や交通費も、必要に応じて分けて考えましょう。

制作にかかる時間

制作時間分を考える方法の一つが、「制作にかかった時間×ご自身で決めた時間単価」です。

制作だけでなく、仕上げや検品など、販売できる状態に整える時間も確認します。

初回は試作や確認に時間がかかるため、何度か制作した後の平均時間を記録しましょう。

時間単価に一律の正解はありません。ご自身が無理なく活動を続けられる金額を考えてください。

梱包費・送料

台紙、袋、箱、緩衝材、ショップカードなども必要な費用です。

オンライン販売では、送料を価格に含めるのか、別に設定するのかを決め、表示方法を統一しましょう。

販売手数料・その他の活動費

販売・決済手数料、委託料、イベントの出店料や交通費などは、販売方法によって異なります。

道具代や撮影用の備品、通信費なども、必要に応じて一定期間や制作点数で分けましょう。

販売価格を決めるための費用と、税務上の経費は必ずしも同じではありません。

判断に迷う場合は、税理士や公的機関へ確認してください。

ハンドメイド作品の値段を決める4ステップ

必要な費用を洗い出したら、次の4ステップでハンドメイド作品の販売価格を考えてみましょう。

  • 1点あたりの費用を出す
  • 制作時間分を加える
  • 必要な利益と手数料を反映する
  • 相場を確認して最終調整する

1.1点あたりの費用を出す

材料や梱包資材をまとめて購入した場合は、使用できる点数で割り、作品1点分に換算します。使用量が変わる素材は、平均的な量を基準にしましょう。

最初から完璧を目指さず、わかる項目から記録してください。

2.制作時間分を加える

作品1点の制作にかかる平均時間を確認し、ご自身で設定した時間単価を掛けます。

たとえば、制作時間が1時間で時間単価を1,200円とした場合、制作時間分は1,200円です。

3.必要な利益と手数料を反映する

基本の考え方は、次のとおりです。

材料費+制作時間分+梱包費+その他の費用+利益=販売価格

手数料が販売価格に応じて変わる場合は、差し引いた後に必要な金額が残るかも確認します。

特定の原価率や利益率がすべての作品に当てはまるわけではありません。

アクセサリー1点の計算例

たとえば、材料費450円、制作時間分1,200円、梱包費150円、その他の費用100円、確保したい利益600円とします。

材料費450円
制作時間分1,200円
梱包費150円
その他の費用100円
確保したい利益600円
手数料を除く合計2,500円

仮に販売価格の10%が手数料なら、「2,500円÷(1-0.10)」で約2,778円です。2,800円に整えると、手数料を差し引いても想定した費用と利益をおおむね確保できます。

こちらは説明用の例です。実際の手数料は利用サービスの最新情報を確認してください。

4.相場を確認して最終調整する

最後に、素材、サイズ、制作工程、仕上がり、販売場所などが近い作品を複数確認します。

最安値に合わせず、相場から大きく離れていないか、違いを説明できるかという視点で見ましょう。

「材料費の3倍」のような決め方では、制作時間や手数料を反映できないことがあります。

倍率は参考に留め、作品ごとの費用から基準額を出しましょう。

価格を決めるときに注意したいポイント

販売方法による費用の違いを確認する

販売サイト、委託販売、イベント出店では、手数料や必要な費用が異なり、同じ作品でも手元に残る金額が変わります。

価格を販売場所ごとに変える場合は、送料やサービス内容の違いを伝えましょう。

相場は価格を合わせるためだけに見ない

相場はジャンル名だけで比べず、素材、サイズ、制作工程、仕上がり、付属品など条件の近い作品を見ます。

他より高くても、素材へのこだわりや制作工程などの違いを伝えることで、納得につながる場合があります。

作品の魅力と価格が伝わる見せ方を整える

オンライン販売では、作品を直接手に取れません。使用素材、サイズ、使い方、制作への想いなどを写真や説明文で伝えましょう。

価格を下げる前に、作品の価値が伝わっているかを確認してください。

価格は定期的に見直してよい

材料費、制作時間、作品品質、販売先の手数料などが変われば、価格は見直して構いません。

値上げする場合は、変更日や理由を事前に案内しましょう。

値下げやセールでも、必要な費用をまかなえるか確認してください。

ハンドメイド販売の準備を整えて活動を続けたい方へ

ハンドメイド作品の価格設定は販売準備のひとつです。

写真、商品説明、販売先、梱包や発送も整えると、購入する方へ作品の魅力を伝えやすくなります。

活動や販売の知識を幅広く確認したい方には、PBアカデミーの「ハンドメイド作家資格取得講座」も選択肢の一つです。

事前準備、販売、集客、撮影、トラブル対応などを確認できます。

まずは無料の資料請求で、ご自身が目指す活動に合っているかを確認してみてください。

まとめ

ハンドメイド販売において価格は、材料費、制作時間、梱包費、手数料、送料、必要な利益を整理して決めます。

基準額を計算し、相場や販売方法を確認して、無理なく続けられる価格に整えましょう。

最初から完璧でなくても構いません。

実際の費用や制作時間を記録し、活動の変化に合わせて見直してください。

PBアカデミーは「すきで生きたい!」ひとを輝かせていきます。

Instagramでもいろんなお役立ち情報を配信中。

是非こちらのアカウントをフォローしていただき、ご覧ください!