レジンコーティングとは?基本のやり方ときれいに仕上げるコツ

レジンコーティングをしたいと思ったきっかけに

ハンドメイド好きAさん

完成した作品の表面に細かな傷や曇りが気になる

もう少しツヤのある仕上がりにしたい

と感じた経験はありませんか?

レジンコーティングとは、硬化した作品にコーティング液やレジン液を薄く塗り、表面をなめらかに整える仕上げ方法です。小さな傷や曇りを目立ちにくくし、透明感を引き立てたいときに取り入れられます。

この記事でわかること

  • コーティングの役割や必要な道具
  • 基本の手順
  • ムラや気泡を防ぐポイント

作品の状態と目指す質感を確認しながら、ご自分に合う仕上げ方を見つけてみましょう。

レジンコーティングとは?必要性と仕上がりへの役割

レジンのコーティングは、硬化後の作品表面に専用液やUV・LEDレジン液を薄く塗り、再度硬化させる工程です。

表面に細かな傷や研磨跡がある場合や、ツヤを整えたい場合に役立ちます。

透明な層を重ねることで、封入した花材やパーツが見えやすくなる場合もあります。

ただし、すべての作品に必要なわけではありません。

モールドから外した時点できれいに仕上がっているものや、マットな質感を活かしたいデザインでは、コーティングをしない選択もできます。

凹凸が大きい場合は、液を塗るだけでは整いにくいため、先に表面を軽く研磨するなどの下処理が必要です。

また、傷や黄変への強さは商品ごとに異なります。

コーティングをすれば劣化を完全に防げると考えず、用途や性能を商品説明で確認しましょう。

レジン作品に使うコーティング液と道具の選び方

レジンのコーティング作業を始める前に、使用する液と作品の形に合う道具をそろえます。基本的なアイテムは次のとおりです。

  • レジンコーティング液、またはUV・LEDレジン液
  • 硬化用ライト
  • 刷毛、シリコンブラシ、細い筆などの塗布用具
  • 手袋と作業用マット
  • 作品を支える台や固定用具

刷毛付きの専用コーティング液は、ボトルからそのまま少量を取り表面へ広げやすいのが特徴です。

通常のUV・LEDレジン液を使う場合は、粘度が高いと刷毛跡や厚みが出やすく、低粘度の液は曲面や側面で垂れやすいため、作品の形に合わせて選びましょう。

確認したいのは、液とライトの対応波長、硬化時間、重ね塗りの可否、仕上がりのツヤ、用途、使用上の注意です。照射時間や塗る回数は商品によって異なるため、必ずメーカーの説明に従ってください。

平面には刷毛やシリコンブラシ、細かな部分には細い筆など、塗りやすい道具を選ぶことも大切です。

初めて使う液は、作品へ塗る前に同じ素材の小さなパーツなどで試すと、粘度やツヤ、硬化後の触り心地を確認できます。

完成作品で試すことに不安がある場合は、目立たない部分から少量ずつ使用しましょう。

ニスやトップジェル、スプレーなどを使いたい場合は、レジン作品に適しているかを確認しましょう。硬化方法や仕上がり、安全上の注意が異なるため、すべてを同じように代用できるとは限りません。

レジン作品をコーティングする基本のやり方

レジンコーティングは、次の流れで進めると作業の順序を整理しやすくなります。

  1. 作品を完全に硬化させる
  2. 表面のホコリや油分を取り除く
  3. 必要に応じて凹凸や研磨跡を整える
  4. コーティング液を薄く均一に塗る
  5. 気泡・ホコリ・液だれ・塗り残しを確認する
  6. 商品説明に従って硬化し、仕上がりを確認する

まず、作品が完全に硬化し、表面が乾いていることを確認します。

粉じんや削りかすが残っていると、そのまま閉じ込めてしまうため、やさしく取り除いてください。

凹凸や研磨跡を整える方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

液は一度に多くのせず、中央から縁へ薄く広げます。側面や曲面は液だれしやすいため、角度を変えながら余分な液がたまっていないか確認しましょう。

硬化前に細かな気泡やホコリ、塗り残しを見つけた場合は、使用する道具で表面を整えます。

硬化時間やライトとの距離、重ね塗りの可否は商品によって異なります。

側面や裏面まで仕上げる場合も、一面ずつ状態を確かめながら進めてください。作業中は換気を行い、手袋を着用します。

直射日光やライトの光で意図せず硬化することがあるため、液の置き場所にも注意しましょう。

レジンコーティングのムラ・気泡・ベタつきを防ぐポイント

レジンのコーティングをする上で起こりやすい主なトラブルは、次の4つです。

  • 塗った部分のムラ
  • 気泡やホコリの混入
  • 液だれや縁へのたまり
  • ベタつきや硬化不良

ムラは水平な場所で薄く塗って防ぐ

塗布量が均一でない場合や、作業面が傾いている場合は、表面にムラができやすくなります。

水平な場所で作品を固定し、少量ずつ薄く広げましょう。

厚く塗るほどきれいになるとは限らず、かえって刷毛跡や液の偏りにつながります。

気泡やホコリは硬化前に確認する

液を強くかき混ぜると、細かな気泡が入りやすくなります。

塗布後は表面をよく確認し、ホコリが入りにくい場所で硬化しましょう。

気泡ができる原因や基本的な対処は、こちらの記事を参考にしてください。

曲面や側面は液だれに注意する

曲面や側面では、余分な液が下へ流れたり、縁にたまったりしやすくなります。

硬化前に作品をさまざまな角度から確認し、液の偏りを整えてください。

一度に全面を仕上げようとすると、手で支えた部分に跡が付く場合もあります。

固定する場所を決め、塗る面を分けながら進めると確認しやすくなります。

ベタつきがある場合は硬化条件を見直す

硬化後もベタつく場合は、照射不足、液とライトの相性、厚塗りなどが考えられます。

未硬化の液には素手で触れず、商品の説明を確認して対処しましょう。

詳しい確認ポイントは、こちらの記事で紹介しています。

なお、液の種類や作品の形、室温、ライトによって仕上がりは変わります。

アルコールや加熱による気泡除去も商品によって適否が異なるため、共通の対処法として使用せず、メーカーの説明を確認してください。

レジンコーティングした作品の仕上がりをもっと楽しみたい方へ

レジンコーティングは、表面を整える方法のひとつです。

作品全体の完成度には、レジン液の扱い方や気泡への配慮、色やパーツの組み合わせなども関わります。

仕上げまで意識することで、作りたいアクセサリーのイメージも広がっていきますよ。

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まとめ

レジン作品のコーティングは、硬化した表面に液を薄く塗り、小さな傷や曇りを目立ちにくくしながら、ツヤや透明感を整える仕上げ方法です。

すべての作品に必須ではないため、表面の状態や目指す質感に合わせて取り入れましょう。

液は薄く均一に塗り、硬化前に気泡・ホコリ・液だれを確認することが基本ですよ。

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