レジンとは、英語で「樹脂」を意味する言葉です。
ハンドメイドでは、液体状のレジンを硬化させ、透明感のあるアクセサリーや小物などを制作します。

レジンにはどのような種類があるの?
初心者でも使える?
何を用意すればよいの?
疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
レジンは、種類によって硬化方法や制作に適した作品が異なります。
また、安全に制作を楽しむためには、手袋の着用や換気などの注意点も確認しておくことが大切ですよ。
この記事でわかること
- レジンの種類と特徴
- レジン液の選び方
- 制作に必要な道具や材料
- レジンの基本的な使い方
- 安全に制作するための注意点と作れる作品
初めてレジンを使う方にもわかりやすいように、基礎知識から基本的な制作の流れまで順番に解説します。
レジンについて理解し、ご自分に合った作品づくりを始めるための参考になさってくださいね。
目次
レジンとは?|種類と特徴を紹介!
レジンとは、英語で「樹脂」を意味する言葉です。ハンドメイドでは、液体状のレジンを硬化させ、透明感のあるアクセサリーや小物などを制作します。
ハンドメイドでよく使われるレジンは、硬化方法によって主に「UV-LEDレジン」と「エポキシレジン」の2種類に分けられます。
- エポキシレジン
- 2つの液を混ぜて時間経過によって硬化
- UV-LEDレジン
- 専用のライトを照射して硬化
どちらもアクセサリーや小物の制作に使われますが、硬化にかかる時間や向いている作品が異なります。
それぞれの特徴を確認し、作りたい作品に合ったレジンを選びましょう。
UV-LEDレジンの特徴

UV-LEDレジンは、専用のUV-LEDライトを照射して硬化させるレジンです。
短時間で硬化できるため、小さなアクセサリーパーツや薄い作品などの制作に向いています。
少しずつレジン液を流して硬化を重ねられるので、封入素材の位置や仕上がりを確認しながら作業できることも特徴です。
一方、光が届きにくい厚みのある作品や、光を通しにくい着色をした作品では、硬化不良が起こることがあります。
厚みのある作品を作る場合は、一度に多くのレジン液を流さず、少量ずつ硬化を重ねることが大切です。
比較的短時間で作品を完成させやすいため、初めてレジンアクセサリーを作る方にも取り入れやすいですよ。
エポキシレジンの特徴

エポキシレジンは主剤と硬化剤を混ぜ、化学反応を起こすことで硬化させます。
時間経過で少しずつ硬化させるため、UV-LEDレジンでライトがあたらないような、立体的な作品制作にも向いています。オルゴナイトやテーブルの天板などサイズにかかわらず制作が可能なところも魅力ですね。
完全に硬化させるまでには1〜3日かかるため、時間は要しますが、粘度が高いため、気泡が抜けやすいことから、好んで使用される方もいらっしゃいます。
まとめますと、UV-LEDレジンは手軽かつ初心者向きでありエポキシレジンは本格的かつクリエイター向きと言えるかもしれません。
レジン液の選び方とは?|種類で変わる仕上がりの違い

ここからは、アクセサリーや小物の制作に使いやすいUV-LEDレジン液の選び方をご紹介します。
UV-LEDレジン液には、硬化後の硬さや液体の粘度が異なる製品があります。また、作品制作に使用するものだけでなく、コーティング用や接着用など、特定の工程に適したレジン液も販売されていますよ。
レジン液を選ぶときの3つのポイント
- 硬化後の硬さ
- 液体の粘度
- 用途や仕上がり
それぞれの違いを知り、作りたい作品や使用する工程に合ったレジン液を選ぶことが大切ですよ。
硬化後の硬さで選ぶ
レジン液は、硬化後の硬さによって「ハードタイプ」「ソフトタイプ」「グミータイプ」などに分けられます。
ハードタイプは、硬化するとしっかりとした硬さが出ることが特徴です。形を保ちやすいため、ピアスやイヤリング、ペンダントトップなどのアクセサリー制作によく使われています。
ソフトタイプは、硬化後もある程度の柔軟性が残るレジン液です。曲げられるパーツや、やわらかさを活かした作品に向いています。
グミータイプは、グミのような弾力のある仕上がりを楽しめるレジン液です。触り心地を活かした立体的なパーツや小物などに使用できます。
初めてアクセサリーを作る場合は、形を保ちやすく幅広い作品に使用できるハードタイプから試すとよいでしょう。
さまざまなレジン液が販売されていますため、ご自身のお作りになる作品に合ったレジン液を選んでお気に入りを見つけてみてくださいね♪
レジンの魅力とは?
レジンの種類についてお分りいただけたら、さらにレジンに挑戦したいと思われたのではないでしょうか。

記事をお読みの皆さんは、「レジンの魅力」とは何だと思いますか?
・独特のツヤ感
・封入できる素材の自由度
・デザインのアレンジ性
…とさまざまな特徴を思い浮かべるのではないでしょうか。
レジンのパーツを作ることにより、金具や他のパーツと組み合わせることで「レジンアクセサリー」と呼ばれるピアス、イヤリング、ネックレスを作ることができます。
さらには、実用的な小物も作れるのです!
今や必需品となった携帯用の消毒液スプレーボトルや、スマホケースなどをレジンでデコレーションし、デザインすることもできるんです。
作品を作ったら、販売をしてみませんか?ハンドメイド作家への第一歩を踏み出してみたい方は、こちらの記事も参考になさってくださいね。
レジンにトラブルは?予防法もご紹介
レジンは化学物質ですので、誤った使い方により肌のトラブルに見舞われることがあります。
ここでしっかり正しい使い方を覚えてくことがトラブル予防にもなりますよ。
レジンで起きるトラブルの予防法
- 手袋を着用する
液状のレジンには素手で触らないようにしましょう。
人によってはレジンの成分にアレルギー反応を起こす方もいらっしゃいます。 - 硬化不良にならないようにする
照射不足で、硬化不良になりベタつきが残ってしまう場合があります。
この場合もアレルギー反応を起こしてしまう可能性がありますので、注意をしましょう。 - 換気をする
液状のレジン揮発性の高いため、特有の匂いから体調を崩してしまわないように、お部屋の換気もしっかり行いましょう。 - 尖った角や突起に注意
硬化後デザインによっては、鋭い形のものや、思わない小さな突起が残る可能性もあります。
思わず肌を傷つけてしまう場合もありますので、削ったりなどして配慮をしましょう!
レジンが付着した箇所に赤味や痒みなど少しでも異変を感じた時は、まずは医療機関に相談するようにしましょう!
レジンで推しアイテムも作れるって本当?
好きなアニメキャラクターやアイドル写真を封入して、ブローチやバックチャームなどが作れるレジン。
レジンの中に「あなたのお気に入り」を封じ込めて作品を作ってみませんか?
レジンは硬化すると耐水で丈夫な仕上がりになるので、天気を気にせずに使うこともできるんですよ。
レジンで作る推しアイテムのアイデア
- イニシャルモチーフで作る
アルファベットのモールドを使用し、簡単にイニシャルモチーフのレジンパーツをお作りすることができます。 - 名前を入れる
アルファベットのシールや透明なフィルムに名前を印刷したものを使用して、名前を封入したレジン作品をお作りするのも素敵ですよ! - 着色剤で推しの担当色を表現
レジン作品をお作りする際には、さまざまな色の着色剤を使用することができます。お好みの着色剤が販売されてない場合でも色を混ぜてお作りすることができますよ♪
「推し」のアイテムをご自身でお作りできるなんて夢のようですね♪
工夫次第でおしゃれなアイテムにも早変わりします!
ライブなどでも他のファンのから羨ましがられちゃうかもしれませんね。
しかし、キャラクターや有名人などは「著作権・肖像権」があるため、これら用いた作品は個人で楽しむ範囲にしましょう!

仕上げたレジンパーツは、折角ならブローチにしたりバッグチャームに仕上げたくなりますよね。
安全ピンやボールチェーンなどをはお近くのホームセンターなどでも購入することができます。
お近くに手芸屋さんがない場合もホームセンターなどを是非活用してみてください。
こちらの動画ではハードタイプのレジン液を使用したツヤツヤぷっくりのかわいいレジンイヤリングの作り方と使用するものもご紹介しています。
レジンを使った作品作ってみたいなとお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
レジンの作品を作るのに必要な道具や材料は?

レジンで作品を作るために、準備しておきたい基本の道具と材料を紹介します。
特徴や使用法を理解していることでスムーズに作業ができるようになりますため、簡単に確認しておきます。

・レジン液
こちらでご紹介する画像はUVライト、LEDライト共に硬化ができるUV-LEDレジン液です。
メーカーやブランドにより、レジン液も仕様が異なりますので、ホームページなどを確認し、お好みのものを探してみると良いですね。
使い切りのものから、大容量のものまで、サイズ感の違いもあります。手芸屋さんや、大型ホームセンターなどで購入ができます。

・LEDライト
UVレジン、LEDレジン液を固めるために必要です。
画像のようにハンディーにもなるタイプなら、あらゆる角度からレジン作品にライトの照射ができます。
UVレジンのみ、LEDレジンのみ対応のライトもあるため、用意する際には注意をしましょう。

・モールド(型)
レジン液を入れて型取りをするためのものです。
こちらはシリコンモールドという道具です。
このほか、金属の枠にレジン液を入れる場合もあります。

・ピンセットや爪楊枝
封入物を入れたり、小さなパーツを配置する時に使用します。
気泡を除去したり、細かい調整には爪楊枝もおすすめです。

・封入物
レジンに入れるものを封入物と呼びます。
衛生上、乾燥しているもののみとなりますが、ドライフラワー、シェルパーツなど種類も豊富です。
お好みのものをご用意くださいね♪
レジンアクセサリーの中でも人気の、お花モチーフについてはこちらの記事でもご紹介しています。封入物の中でも、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーとレジンの相性は◎ですよ!!
レジンで作品づくりに挑戦!マスクチャームの作り方
ここでは初心者さんでも簡単に作れるマスクチャームの作り方を紹介しますね。

光の当たり方によって、ラメやホログラムの輝きが変わる素敵なチャームですよ。
・クリアーのレジン液
・マスキングテープ・油性ペン
・ホログラムとラメ 適量
・超強力マグネット 2個
・瞬間接着剤
・爪楊枝
ご自宅にあるものを活用したり、身近なお店で揃えることができるものばかりですね。
レジンで作るマスクチャームの作り方

1. マスキングテープの上に適量のレジン液を置き硬化させます

2. 裏返して油性ペンで色を塗ります

3. 少量のレジン液を塗布し、爪楊枝でホログラムなどをお好みでのせます

4. 最後に表面がこんもりするようにレジン液をのせて、硬化します

5. 作ったレジンパーツに、接着剤で超強力マグネットをつけます

しっかり接着できたのを確認できたら、マスクチャームの出来上がりです。
強力マグネットでマスクを挟むので、装着しやすく生地も傷めません。
今回は黒を背景色にしましたが、お好みの色を使って作ってみてください。
レジンの楽しさを体験できると思いますよ。
レジンってどんな作品があるの?
レジンの色使い、モールドの形、封入物の配置などによって、小さな作品であっても自分だけのオリジナル作品が作れるのがレジンの特徴です。
本物のお花を押花やプリザーブドフラワーにして、レジン加工することでお花の美しさをキープすることが可能なのもレジンの特徴。

お花や植物を用いたレジンの作品は、注目度が高いボタニカル作品として生まれ変わります。
これらのレジンの特徴をいかすことで、幅広く作品作りを楽しむことができます。
早速、レジンの作品を紹介しますね。
お洒落な洋服をまとうように、思わず身につけたくなるレジンアクセサリーの作品から癒しのオブジェ作品まで幅広く紹介します。
レジンピアス
ナチュラルなグリーンとホワイトのドライフラワーをあしらったレジンのピアスです。
どのようなファッションにも合わせやすい色合いですね。
レジンペンダント
ハートの中に爽やかな色合いのお花が封じ込まれたペンダント。
ひとつひとつ違うカラーお花はシェルを封入することで優しい色合いを演出しています。
レジンリング
リングパーツを上手に使用した作品です。魅力が引き出されています。
くすみ感の色合いは並んでいる様子を見ているだけでほっこりしますね。
レジンのヘアアクセサリー
レジンたっぷりキラキラで少し大きめなヘアゴムです。
ワイヤーリボンで少しおめかし。お花とゴールドの組み合わせがおしゃれですね。
レジンで作るスマホケース
お花を配置してレジンで封じ込めたスマホケース。
お気に入りのお花や元気の出るビタミンカラーをスマホケースにしたら、気分もアップしそうですね。
レジンのマスクチャーム
マスクが日常アイテム化してますが、マスクチャームをさりげなつけるだけで1ステップ先行くお洒落さんに変身。思わず手に取りたくなるマスクチャームはこちらの作品。
色鮮やかな葉っぱをモチーフとしたマスクチャーム。その日の気分で色選びしても良さそうですね。
レジンのバッグチャーム
人魚の物語が浮かんできそうです。
チェーンにつけた貝などのパーツも良いアクセントになってます。
レジンのピルケース

PUPUPU20’S(@akubihian)さんの作品
マーメイドが忘れていった?そう思いたくなるピルケース。
レジンできれいに海を表現してますね。
レジンのトレー
お花が敷き詰められた小物置きとしてお使いできるトレー。
アクセサリーを置いたり、冷たい飲みものを置けばコースターとしても大活躍しそうです。
レジンで作る表現作品
ただそこにあるだけでワクワクする、癒される、そんなアクセがレジンならできちゃうんです。色、形の変化も自由自在。神秘的な宇宙を閉じ込めた作品がこちら。
新しい惑星発見⁉ゆっくり浮かんできそうな宇宙玉。癒しの空間であの有名キャラもご満悦!

mee_7716さんのレジン作品
ピアスやイヤリングは比較的サイズも小さいため、初心者の方でも挑戦しやすいレジン作品です!
▼レジンで作るピアスのポイント4つをご紹介していますので、合わせてご覧くださいね♪
レジンについて効率的に学ぶ方法とは?レジンの講座って?
プロのレジン作家さんがお作りする作品は魅力的なものばかりでしたね!ご紹介したレジンのアクセサリーや作品をご覧になりいかがでしたか?
今後、ご自身でお作りになるレジン作品の新しいアイデアに繋がれましたら嬉しいです。
今回紹介した作品は全員PBアカデミーの卒業生で現在はハンドメイド作家としてご活躍されています。
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まとめ
レジンとは何だろう?という疑問は解決していただけましたでしょうか?
たくさんの情報をご覧いただき、レジンとはなんなのかがわかり、なかなか面白いハンドメイド材料だと思っていただけましたか?
レジンの基礎が分かれば、作品の幅は大きく広がっていきます。あなたのアイデアをレジンアクセサリーの中に吹き込んでみる楽しさも生まれてくると思いますし、そのアクセサリーや作品を素晴らしい、欲しいと思う方も現れると思います。
身近な材料を活用して、工作感覚でレジン作品を作ってみてくださいね。
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