レジンのベタつき気になりませんか?
「レジンに挑戦したけれどがベタベタする…」
と、作品が思い通りに仕上がらず、お悩みの方もいらっしゃるようです。
この記事では、レジンのベタつきの原因や初心者さんでも簡単にできる改善方法などをご紹介します。
是非、最後までご覧になってくださいね♪
目次
レジンがベタつく原因とよくあるミスとは?
レジン作品がベタついてしまう。とお悩みの方も多いようです。
ここでは、レジンがベタつく原因やよくあるミスについて分かりやすくご紹介します。
- 紫外線不足
レジンは紫外線に照射することで硬化します。硬化が不十分だと、レジンが完全に硬化せず、表面がベタついてしまいます。
特に、ライトの出力が弱い場合や照射時間が短いと、硬化が不完全になります。 - 混合比のズレ(2液性レジン)
2液性レジンを使用する際、主剤と硬化剤を正確な比率で混ぜましょう。混合比がずれると、硬化が不完全になり、ベタつきの原因に。
特に、少しでも硬化剤が少ないと、レジンが固まりにくくなります。
使用する前に、メーカーが推奨する正確な比率に従って計量し、混ぜることが大切! - 着色剤の入れすぎ
レジンに色をつける手段として、主にレジン専用の着色剤などがあります。
その「着色剤」が原因で、硬化不良を起こしているかもしれません。
使用する着色剤の量、種類によってはレジンの硬化を妨げてしまい、表面がベタついてしまうこともあるので気をつけましょう。
理由としては、着色剤に入っている「着色料」自体はライトをあてても硬化しないことにあります。濃い色の作品を作りたい場合は、カラージェルで色を塗るなどの工夫ができると良いですね。 - 湿度
レジンは湿度に敏感です。
湿度の高い環境だとレジンが硬化しにくいので、作業する際は、できるだけ湿度の低い環境を選ぶか、除湿機を使用するのも良いですよ! - 硬化時間の不足
レジンの硬化には少なからず時間がかかります。
厚みのあるモールドなどを使用する際に、レジンを1度になみなみ入れてしまうことで、中まで光が届かず、中までしっかりと硬化されません。
また、仮硬化といって、制作過程においてライトを少しだけあて、パーツや層を仮固定(仮硬化)することもありますが、その過程で未硬化の液が残ってしまい、表面がベタついてしまうこともあります。
一度に固めようとせずに何回かに分けて少しずつ硬化し、その場合も十分な硬化時間を確保できると良いですね。
レジンのベタつきを防ぐために必要な事前準備
レジンのベタつきが気になる時には、準備によって防ぐこともできます。
制作を始める前に、しっかり準備してから制作しましょう!
レジンがベタつく理由として、先ほどもお伝えしたように湿度が高いことがありますので、梅雨の季節や、雨の日は除湿を心がけましょう。
また、日光があたると、意図しないタイミングで硬化がすすんでしまう可能性もあります。
レジン液は温度が低いと粘度が高くなる(固くなる)性質あるため、作業がしづらくなることも覚えておきましょう。
寒い環境には注意し、湿気の多い場所は避けて直射日光が当たらない、明るい場所を選んで風通しの良い環境で行えると良いですね。
レジンの作業には、代用品も活用することができますが、道具の選び方によってはベタつきが生じてしまう場合もあります。
例えば、硬化用ライトは、出力が強く均一に照射できるものを選ぶことによって、硬化不良によるベタつきを防げますよ。
レジン液をお好みの形に固めるためのモールドも、レジン用のものを活用すると安心です。
ゼリーやグミに使う製菓用の色付きのモールドを使うと、光が上手く届かずに硬化不良を起こしてベタつきを引き起こしてしまう場合があります。
花材やシェルなどの封入物も、相性が悪くレジン液に封入物自体の着色料が溶け出してしまうことで上手く硬化が進まず、硬化したレジンがベタついてしまうこともあります。
ベタつきが発生してしまう前に、一度試作をしてみたりなど、使っている道具がベタつきの原因になっていないか確認をしましょう!
レジン液によっては質が低く、硬化しにくいレジン液もあります。種類によって、硬化時間や時間、特性もさまざまです。
だからこそレジン液を購入する際は、品質の良い適切なレジン液を選びましょう。
レジン液の種類や選び方は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています♪
合わせてご覧になってみてくださいね!
レジンがベタつくときに試したい改善方法3選
レジンがベタついてしまった!という時にどのように対処して良いかわからず、結局ゴミ箱行きに…という経験はありませんか?
そのような時には、レジンのベタつきを改善する方法を知っておけば安心ですよね。
ここでご紹介しますので、しっかりと確認をしておきましょう。
- 追加でライトを照射させる
- レジンクリーナーで拭き取る
- コーティングをする
まずは、硬化時間が足りないということでベタついている場合があるため、追加で光を照射してみましょう。
次に、ベタつく表面をレジンクリーナーで拭き取ってみましょう。
ベタつきが残っていることから、ホコリなどがついてしまっていることもありますので注意が必要です。
そして、コーティングをしましょう。ベタつきの上から表面にコーティングすることで、それを覆ってベタつきを消せますよ。
レジンのベタつきを防ぐために押さえておきたいポイント
レジンのベタつきを防ぐためには、どのようにしたらいいのでしょうか?
ベタつきを防ぐために押さえておきたいポイントを3つ、分かりやすくご紹介しますね。
- 適切な硬化時間を守ること
レジンは、しっかり時間をかけて硬化させることが大事。時間が足りないと、ベタつきが出てしまうので、焦らずに待ちましょう。
硬化する時間としては、使用するレジン液によっても変わりますが、少なくと120秒は硬化するといいでしょう。
120秒はかるのが難しい場合は、タイマーの付いた硬化用ライトもあるので使用しましょう♪
- LEDライトを使う
太陽光ではなく、レジン硬化用のLEDライトを使うのがおすすめ!LEDライトを使うと、全体的にレジンに当たるので、均一に硬化することが可能。LEDライトを使うことで、短時間でしっかり硬化できるので、ベタつきが少なくなりますよ。
- レジン液の品質を確認する
レジン液の品質も大切なポイント!
信頼できるメーカーのものを選びましょう。
安価なレジン液を使用している場合は、高品質なレジンに買い替えを検討するのも良いですね。
コストで選んだレジン液がベタつく場合、品質を考慮して別のレジン液に変えたことで、ツヤのある作品を作ることができるかもしれません。
コーティング仕上げが必要のレジン液もありますので、その点も確認しておきましょう。
ちなみに、2液性レジンを使うときは、混合比を正確に守ることが大切。
例えば、A液とB液の比率が1:1なら、きちんと計量して混ぜることが必要です。混合比がずれると、硬化がうまくいかずに、ベタついてしまうので注意しましょう!
これらのポイントを参考に、素敵なレジン作品を作ってみてくださいね♪
レジンのことをもっと知りたい!と思ったら?
レジンについてもっと知りたいと思ったら、まずは、レジンの特性や使い方、基礎をしっかり理解することから始めてみてはいかがでしょうか。
トラブルを防ぎ、ミスを減らすことでベタつきがなく、クオリティーの高い作品が作れるようになります。レジンの扱い方を基礎からしっかり学びたいと思ったら、通信講座を受講するのがおすすめです♪
通信講座なら、忙しい日常の中でも自分のペースで学んでいくことができます。
資格を取得することで、作品を販売したり教室を開講している方など、実際に多くの受講生が活躍していますよ。
LEDレジンアクセサリー認定講師資格取得講座、ハンドメイド作家講座をご受講、資格を取得されたmana-hanaさんは、現在レジンアクセサリー作家として活躍されています。
mana-hanaさんの素敵な作品と共に、講座を受講した理由、レジン作家になろうと思ったきっかけや、資格を取ることによってハンドメイド作家の活動にどんな変化があったかなどをまとめたインタビュー記事がありますので、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
ここまでレジンのベタつきの原因や改善方法についてお伝えしてきました。
お役に立つ情報はありましたか?
レジンがベタつかないようにするためには、制作する環境や混合比の確認、ライトの使用、硬化する時間、そして適切なレジン液の選択が重要です。これらのポイントを押さえて制作してぜひ、クオリティーの高いレジン作品を作ってみてくださいね。
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