近年、折り紙は材質や柄が豊富になり、いろいろなシーンで折り紙を使われることが増えてきました。
一枚の紙を立体的な形にしていく折り紙は、海外でも注目されている日本独自の美しい文化です。
折り紙の起源は、平安時代に貴族の間で紙を使って贈り物をいかに美しく包装するかが流行したことともいわれています。
この記事では、すぐに使える折り紙のラッピングアイデアをご紹介していますので、是非最後までご覧にください。
目次
ラッピング用の折り紙選びも楽しもう
贈り物に合った、折り紙の材質や柄を選ぶのも楽しみの一つともいえます。
折り紙に使われる紙には、手すきの和紙でできた高価なものから、小学校などでも使われるお手頃な洋紙のものまで種類が豊富です。
和紙には、リバーシブル、箔押し、江戸小紋といった古くから使われている柄や模様があります。ちょっとした贈り物でも、和紙の折り紙でラッピングをすることで格式と高級感が出ます。
洋紙の折り紙には、透けるカラートレーシングペーパーや光沢のあるメタリックカラーのものなど、材質や柄が多いです。また、価格もお手頃なので気軽に使えるのも人気です。
折り紙を使ってプチギフトをラッピングしてみよう
手作りクッキーやハンドメイドアクセサリー、文房具など、ちょっとしたものを贈る際に、ラッピングで困った経験はありませんか?
包装紙が手元になくて、市販のラッピングペーパーを買ってみたけれど、大きすぎて仕上りがいまひとつだったなんて失敗した方もいるのではないでしょうか。
そのようなちょっとしたプチギフトのラッピングに、折り紙が活躍します。
折り紙を使った簡単ラッピング方法をご紹介しますので、参考くださいね!
折り紙を使って鉛筆をラッピングしてみよう
新入学などのプチプレゼントとしても活躍する、折り紙を使った鉛筆のラッピングをご紹介します。
準備するのは、折り紙とテープのりです。
15㎝正方形の折り紙を使いますが、横は長さ12㎝に切っておきます。
1. 横3等分に折り、右上の角を折り目に合わせて折る。
2. 折り目に合わせて、左・右の順番に折る。
3. 裏返したら、適量の長さを上に折り曲げる。
鉛筆を入れたら完成!折り曲げたところのポイントポイントにテープのりをつければ、ほどけずにしっかりと鉛筆を包み込むのでおすすめです。
更にOPP袋(透明の袋)に入れてマスキングテープやステッカーなどで袋を閉じれば、ワンランクアップしたラッピングになります。
ご紹介した鉛筆のラッピング方法は、箸袋としても使うことができます。
お洒落な柄の折り紙を使うと、食卓がより華やかになるので、お祝いや人を招く席などで使ってみてください。
折り紙を使ったラッピングアイデア
他にも折り紙を使った簡単なラッピング方法をご紹介します。
折り紙で作る蓋つきの箱とテトラパックのラッピング方法です。簡単にできますのでぜひチャレンジして見てくださいね♪
蓋つき箱の作り方を紹介
1. 折り紙を縦横半分に折ったら広げる。
2. 対角線に半分に折り、折りあとがつけたら広げる。
3. 画像のように、中心に合わせて4カ所全て折る。
4. 中心に合わせて折る。
5. 反対側も同じように折る。
6. 5を図のように広げる。
7. 赤い柄の出ている三角部分を中心に合わせて折る。
8. 線に沿って組み立てをする。
画像のように三角形部分を谷折りにして、紙を立ち上げる。
9. 上に出ている部分を内側に折り込む。
10. 反対側も同じように組み立てたら完成。
蓋の作り方
蓋は、箱の作り方とほぼ一緒ですが、蓋は箱よりも少し大きめに作る必要があります。
手順7のところで、画像の丸印のように中心にぴったり付けずに上下共に中心から1㎜から2㎜ほど間を開けます。
あとは、箱を作る方法と同じように組み立てて完成になります。
箱と蓋の色や柄を変えると雰囲気が違った箱になります。
折り紙で箱が作れるようになると、ラッピングだけでなく、ボタンやビーズなどの小物の整理収納の箱としても使えます。
テトラパックの作り方
準備するもの
折り紙、テープのり、カッター、定規
テープのりは、チューブのりよりも量の調節が簡単で、素早くきれいに留めることができるので、おすすめです。
折り紙は、ラッピングするものに合わせて長方形にカットしておく。
きれいな三角形のテトラパックにするには、縦1に対して横2の比率で紙をカットしてください。
1. 折り紙の両端5㎜ほどを折る。
2. 折った部分にのり付けをして留める。
3. 輪の片方をのり付けして▼画像矢印のように留める。
4. 中に贈り物を入れたら口をのりで縦に留めて完成。
パンチで穴をあけて、リボンを飾ると可愛さが増します。
また、のり付けが難しい時は、ホッチキスやマスキングテープを使ってみてください。
マスキングテープを使っても仕上りがきれいですね。
折り紙以外にも!ラッピングに使える身近なもの
折り紙以外の身近なものを利用してもラッピングでオリジナリティを出すことができますよ。
例えば、折り紙の代わりにデザインが素敵な封筒やハギレ生地、英字新聞などで雑貨小物などをラッピングすると映えます。
また透け感のあるクッキングシートは、手作りスイーツやアクセサリーのラッピングにしてみてください。ステッカーやマスキングテープを上手に活用すれば、おしゃれなラッピングになります。
自作のイラストをプリンター印刷してラッピングに使えば、世界に一つだけの作品になりますね。
アイデアを広げて、ラッピングの素材探しをすると意外な発見があるかもしれません。
ラッピングが仕事になる?スキルも身につく通信講座
折り紙を利用したラッピング、いかがでしたか?さまざまなシーンで活用できて便利ですが、どうしても包むものに限界があります。
実はラッピング技術って奥が深くて、しかも需要があるんです!
だからこそ、プロの技術を身に付けることで、ラッピング講師として人に教えたり、ハンドメイドアクセサリーを素敵にラッピングして販売したり、ギフト需要の高い店舗でのお仕事も活躍できます。
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まとめ
折り紙は世界に誇れる日本の伝統文化です。ラッピングに活用するのはもちろん、実は、海外の方に贈り物をする時には、折り鶴などを入れると大変喜ばれます。
折り紙の柄や色選びなど、楽しみながら折り紙ラッピングに挑戦して見てはいかがでしょう。
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