レジンアクセサリーは、初心者でも手軽に始められるハンドメイドとして人気です。この記事では、レジンとは何かという基礎知識から、必要な道具や材料、作り方の手順までをわかりやすく解説しています。
=この記事でわかることリスト挿入部分=
初めてレジンに触れる方にも理解しやすい内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
レジンアクセサリーって?初心者にも人気の理由を解説!

レジンアクセサリーは、透明感のある見た目や自由なアレンジが魅力で、初心者の方にも人気が広がっています。ここでは、レジンの基本的な性質と、アクセサリーづくりにおける魅力を合わせてご紹介します。
レジンの特徴とは?
- 液体から固体へ変化
レジンはもともと液体で、紫外線(UV)やLEDライトを当てると硬化する樹脂素材です。型に流して固めることで、好きな形を作ることができます。
- 硬化後はツヤ感のある仕上がりに
透明感があり、ガラスのような光沢が出るのが特徴。光を取り込んだときの美しさに惹かれる方も多く見られます。
- 道具がコンパクトで、家庭でも作りやすい
基本の材料がそろっていれば、自宅のテーブルでも始められるのが大きなメリット。場所を取らず、すきま時間にも取り組めるのがうれしいですね。
レジンの魅力を解説!
- オリジナリティが出しやすい
色を自由に調合したり、ドライフラワーやパーツを封入することで、ご自分だけのデザインが楽しめます。
- 思い出や季節感を閉じ込められる
旅先の貝殻や季節の花を使えば、アクセサリーに特別なストーリーが生まれます。大切な人へのギフトにもぴったりです。
- スキルアップすれば販売も視野に
初心者から始めて、ハンドメイドマーケットなどで販売する作家さんも増えています。自宅でできる副業としても人気がありますよ。
また、レジンで作る作品はご自分で作ることにより、市販のアクセサリーよりもお手軽に制作できるところも魅力ですね♪
レジンについての基礎的な内容はこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご確認ください♪
レジンでアクセサリー作り!必要な道具や材料は?

これからレジンアクセサリーを作ってみたい方へ、まずは基本の道具と材料をまとめてご紹介します。
すべて揃っていれば、制作がスムーズに進みますよ。
基本の材料と道具
- レジン液
UV-LEDレジン、エポキシレジンなどがあり、用途に応じて使い分けます。- LEDライト
レジン液を硬化させるための専用ライト。45〜60秒で固まるLEDタイプが主流です。- モールド(型)
シリコン製の型にレジン液を流し込んで形を作ります。- 封入パーツ
ドライフラワー、ラメ、ホログラムなど。作品に彩りや立体感を加えられます。- ピンセット
細かな封入物の配置や調整に便利です。- 着色剤
引用元|PADICO公式サイト
レジンに色をつけるために使います。少量ずつ混ぜて色味を調整しましょう。
後ほど着色剤についても深掘りしますので楽しみに読み進めてくださいね!- マスキングテープ
ミール皿の裏に貼ってレジン液が漏れないように固定するのに使用します。
作業前に準備しておきたいこと
- 皮膚や衣類を守る手袋・エプロン
- 臭い対策としてマスクの着用もおすすめ
- 換気できるよう窓を開ける・エアコンを設定
ちょっとした準備で、安全に・安心して作業を楽しめますよ。
あると便利な道具
レジンアクセサリー作りに必須ではないものの、あると作業が快適になる道具をご紹介します。初心者の方でも、少しずつそろえていくことで制作の幅が広がりますよ。
- 着色パレット
レジン液を着色するときに使います。専用のパレットのほか、小さなおかずカップや紙皿でも代用可能です。- 調色スティック
レジン液に着色剤を混ぜたり、気泡をつぶしたりするときに使います。つまようじでも代用できますが、専用スティックの方が繊細な作業に適しています。- ヤスリ
硬化後にできるバリ(不要な出っ張り)を削るために使用します。やすりがけをすることで、仕上がりがより美しくなります。- クリアホルダー
クリアファイルが重なっている様子作業台代わりに使えるアイテムです。レジンがついても剥がしやすいため、テーブルを汚さずに作業ができます。作品に合わせてカットしておくと便利です。
封入パーツの選び方
レジンの中に入れる「封入パーツ」は、作品の雰囲気を大きく左右する大切な要素です。素材やサイズによって、印象がぐっと変わります。

・定番の封入素材
ドライフラワー、ホログラム、ラメ、シェル、ストーン、メタルパーツなどがあります。透明なレジン液に合わせることで、光の反射や奥行きが引き立ちます。
・選び方のポイント
初心者の方は、厚みがあまりなく、小さめの素材を選ぶのがコツ。レジン液に封入したときに浮きにくく、きれいに仕上がります。色味を統一したり、主役となる素材を1つ決めておくと、まとまりのあるデザインになります。
・自由な組み合わせで自分らしい作品に
季節感を意識して花材を選んだり、イニシャルパーツや推しカラーを取り入れたり、自由な発想で楽しめるのがレジンの魅力です。少しずつ素材を集めていくのも制作の楽しみのひとつですよ。
レジンアクセサリーを制作する際に必要なモールドの種類

一層目はクリアなレジンとお花で固めて、
2層目にお花に合うカラーを着色して流し込んでいます!
レジンアクセサリー作りでは、「モールド(型)」を使って自由な形を作ることができます。中でもよく使われるのが、以下の3タイプです。
モールドの種類と特徴
モールドの種類 | 特徴・用途 |
---|---|
立体タイプ |
|
プレートタイプ |
|
モチーフタイプ |
|
どれも作品の印象を大きく左右するため、作りたいアクセサリーのデザインに合わせて選ぶのがポイントです。
モールド素材のポイント
- シリコン製が主流で、完成後にパーツを取り出しやすい
- 透明素材のモールドを選ぶと、硬化の進み具合が確認しやすくて安心です
デザインの幅を広げるためにも、複数のモールドを持っておくと便利ですよ。
目的に合ったものを選んで、オリジナリティあふれる作品づくりを楽しんでください!
カップゼリー容器などを代用することもできますが、LEDライトが透過しにくいものは硬化不良につながる場合もあるので注意してくださいね!
レジンモールドの使い方の基本手順
- モールドにレジン液を入れます。
- LEDライトの下にモールドを置き、ライトを照射してレジン液を硬化させます。
- モールドから硬化したレジンパーツを取り除きます。
- アクセサリーパーツなどとつなげてレジンアクセサリーの完成です!
バリに注意!
モールドからレジン液がはみ出たまま硬化すると「バリ」という出っ張りや引っ掛かりがができてしまうため注意しましょう。バリができてしまった場合はヤスリなどをかけて取り除きましょう。
モールドを使ってレジンパーツを作る時は、どのようなデザインにするのかを決めてから作業をすると失敗が少なくなります。封入物を配置する際はピンセットなどを使うとセットしやすくなりますよ。
レジンアクセサリーをお好みの色に!パーツの着色方法とは?

レジンアクセサリーづくりでは、好きな色に着色して楽しむことができます。
作品に合わせて色を変えれば、よりオリジナリティが生まれますね。
着色剤を使った基本の手順とポイント
- レジン液に着色剤を少しずつ加える
ほんの少量ずつ加えるのがコツです。一度に入れすぎると色が濃くなりすぎたり、硬化しづらくなったりすることがあります。
- 調色スティックなどでよく混ぜる
ムラなく均一に混ぜることで、発色がきれいに仕上がります。混ぜる時間を少しとってあげると安心ですね。
- 色味をチェックしながら調整する
透明カップなどに一滴垂らして色を確認してみると、完成後のイメージがしやすいですよ。
着色のコツとデザインの工夫
- 封入素材との相性を考える
花材やラメなどの封入物とバランスが取れる色を選ぶと、全体の印象がまとまりやすくなります。
- 季節やテーマに合わせて色を選ぶ
春は淡いピンク、夏はブルーなど、季節感を取り入れるだけで、雰囲気がグッと変わりますよ。
- 色の重ね方を工夫する
2層に分けて色を変えたり、グラデーションにしたりすることで、より奥行きのある作品になります。
レジンの透明感を活かすためには、「少し控えめかな?」と思うくらいの色合いがちょうど良く仕上がることもあります。
ぜひいろいろ試して、自分らしいカラーを見つけてくださいね。

着色剤は1色ずつ揃えるのも良いですが、セットで用意することでデザインの幅が広がりますよ。
レジンアクセサリーの作り方を大公開!

レジンアクセサリーの材料や道具がそろったら、いよいよ制作にチャレンジしてみましょう。
ここでは、初心者の方でも取り組みやすい3つの作例をまとめてご紹介します。どれも基本的な工程をベースにしていますので、自分の好みに合わせてアレンジを加えてみてくださいね!
作例①:シェルを封入したレジンパーツの作り方(動画付き)
- おしゃれな色合いとパーツ選びが参考になる人気作家さんの動画です。
- シェルの配置や色味のバランスも参考になりますよ。
作例②:キラキラ光るリング&ピアスの作り方

球体モールドを使ってストーンを封入し、丸みのあるフォルムに仕上げます。
光が反射しやすく、華やかな印象が生まれ、ピアスやリングなどさまざまなアクセサリーに応用できます。

使用材料例
- 球体モールド(12mm)
- レジン液
- LEDライト
- ストーン(4mm)
- リング台やヒートン、接着剤など(用途に応じて)
ここからは作り方の手順をご紹介していきますね。
- モールドにレジン液を入れ、好みのストーンを封入します。
- 爪楊枝などでストーンの配置を調整し、バランスを整えます。
- モールドの規定量までレジン液を追加し、LEDライトで硬化します。
- 底面も忘れずに硬化し、モールドから取り出します。
- くぼみ部分にレジン液を追加して形を整えたら、再度ライトで硬化します。
ストーンの色味や封入のバランス次第で、印象がガラッと変わりますね。
パーツはお好みで指輪にもピアスにもアレンジできますよ!


リング台を使ったレジンのリングは、手芸用接着剤をつけて先ほど作った球体レジンとコットンパールを接着するだけで作ることができます。
リング台に接着剤を付ける際は、爪楊枝などを使って量を調節してくださいね。

金具を変えることで、イヤリングにもなります。また、中に入れるビーズを変えたり、ピアスフックを変えるだけで、雰囲気が違ってきますね。
作例③:オーシャン風ピアスの作り方

使用材料例
- レジン液
- LEDライト
- 着色剤(ブルー・パールなど)
- シェル
- モールド
- ピアス金具
- 丸カン・三角カン・デザインカン
- チェコビーズ(しずく型)
- 手芸用ペンチ
ここからは作り方の手順をご紹介しますね。
- 着色剤を使ってブルー系のレジン液を作ります。
- モールドの底が見えなくなるくらいまで流し込み、LEDライトで硬化します。
- レジン液をさらに重ねて流し込み、シェルを封入します。位置を調整したら再度ライトで硬化しましょう。
- モールドのふちギリギリまでレジン液を追加し、最後の硬化を行って取り出します。
- パーツに丸カンや三角カンを使ってビーズとピアス金具をつなげたら完成です!
透明感ときらめきを活かしたオーシャン風デザインは、季節感のあるアクセサリーとして大活躍しますよ。
レジンアクセサリーの作り方を大きく3つに分けてご紹介しました。ここでご紹介した方法を参考に、いろいろなパーツや工夫をしてさらに可愛らしい作品を作ってみてくださいね!
レジンアクセサリーの人気の作品を見てみよう!作家さんの作品をご紹介
レジンアクセサリーを作りたいけれど全くどのようなものを作っていいのかわからない!という方は人気の作家さんの作品を見てみてはいかがでしょうか?
こちらでは3名の作家さんの作品をご紹介していきます。
lindisimaさんの作品
lindisimaさん(@lindisima_811)は「風鈴」や「水風船」など、夏を感じられる作品をたくさんお作りになっています。
すきなものや季節に関したものを作品に生かされているのではないでしょうか。見るだけで夏のワクワクさが伝わりますね。
miia.nさんの作品
miia.nさん(@miia.n03)の制作される作品は淡い色・ニュアンスなどで統一されており、封入するものや使用する素材、カタチなどでご自身のすきな世界観を表現されています。
アクセサリーもピアスやイヤリング、指輪などさまざまなラインナップの作品を制作されています。
kaiolohia307さんの作品
kaiolohia307(@kaiolohia307)さんはレジンの透明感を生かし、お花を封入した作品やレジンならではのオリジナルのデザインのアクセサリーをたくさんご制作されています。
すきなものを封入してレジンの艶感や透明感が際立つ作品をお作りになっていますよ♪
▼今回ご紹介した3名の作家さんが取得した資格はこちらから▼
kaiolohia307さんがPBアカデミーの講座を受講した理由や、LEDレジンアクセサリーとハンドメイドアクセサリーの資格取得後の変化や活動を知りたい方は、こちらをクリックしてください。
これからハンドメイド作家を目指そうと思っている方やレジンを学びたいと思われている方には、是非読んでいただきたい内容になっています。
レジンアクセサリーのデザインアイデアをご紹介します!

レジンアクセサリー作りは基本を習得し、経験値を上げることでデザインやアイデアが広がっていきます。
PBアカデミーの受講生の作品にはアイデアがたっぷりつまっているんです。では早速PBアカデミー受講生の素敵なレジン作品合わせてアイデアを3つご紹介します。
お花モチーフのモールド中にドライフラワーを閉じ込めたレジンピアス

ドライフラワーを入れた球体モールドで作ったパーツをリングの土台に乗せたレジンリング

レジンパーツとハンドメイドパーツを組み合わせたレジンピアス

レジンの魅力は、同じ花材や同じモールドを使用しても、その方の作り方でさまざまな表情のパーツを作り出せるところにあります。
その時々の作り手の想いをアクセサリー込めて、あなたもレジンアクセサリーを作ってみませんか?
かわいい作品をご覧になって「自分でも作ってみたい!」とお考えの方はこちらも併せてご覧ください♪レジンを気軽に始めることができるキットについてもまとめております!
レジンアクセサリーの作り方をさらに学びハンドメイド作家になりたい方へ

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まとめ
レジンアクセサリーの作り方や人気の作家さんの作品をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

レジンアクセサリーは1からご自身のオリジナル作品をお作りすることができます。
色やカタチ、デザイン、封入するものなど自由に決めることができるのですきをカタチにしてみたい!という方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
レジンアクセサリーでハンドメイド作家に挑戦してみたい!と思われたのであれば今がチャンス!一歩踏み出してみませんか?
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