ハンドメイドの副業でも「確定申告をすることがある」と聞いたことがあるけれど自分には必要?とお考えの方も多いようです。
確定申告というワードを聞くと、なんだか難しそうで不安に思ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事はそんな方へ向けて、ハンドメイドを副業にする場合、実際にいくら稼いだら確定申告が必要になるのかなどについてご説明させていただきます。
まずは、みなさまも気になっている「ご自分が確定申告をする必要があるのか」という疑問を解決していきましょう!
まだ、副業を始める前の方でも分かりやすくまとめていますので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
目次
ハンドメイドを副業にする際に気になる確定申告とは
毎年、1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得を税務署に報告し、税金を納めるための申告する手続きを「確定申告」といいます。
1年分の収入や経費などを集計し、年に1度の決められた時期に国へ申告書を出します。
所得や収入など、がどのようなことを言うのかなど、言葉の意味は後ほど詳しくご紹介しますが、一定の所得がある場合は、給料の発生しない専業主婦(夫)や、会社員の方が副業を行った場合でも確定申告が必要となります。
ハンドメイドに関する税金に関しては動画でもご紹介していますので、併せてご覧いただくと理解が深まりますよ♪
ハンドメイドの副業で確定申告が必要なのはいくらから?
では、ハンドメイド作家として、確定申告をするためのボーダーラインとはいくらなのでしょうか。
実は、ハンドメイド作家以外に収入がある場合や、給料をもらっている場合に年末調整をしているか否かなどでボーダーラインが変わってきますので、ここでしっかり学んでおきましょう。
収入と所得の違いとは?
お金の話が出てくると、お金が入ってくる言葉だけでもいろいろな単語が出てくるため、頭を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。
税金の計算では収入と所得を分けて考える必要がありますので、まずは収入と所得とは何のことを差すのかからお伝えいたしますね。
<収入とは>
収入とは会社からもらった給与や、ハンドメイド作家の方でしたら売上などを言います。
収入については後ほど詳しくお伝えしますが、収入から直接税金の計算をすることはありません。
<所得とは>
所得とは収入から必要経費を差し引いた額のことを言います。
ですので、所得を出すための計算式は「収入ー必要経費=所得」となります。
ハンドメイドで商品を販売している場合は、使用する材料費や梱包資材などさまざまなものが必要な経費として掛かっていますね。そのような必要経費を収入から抜いた金額が、所得になります。
ハンドメイド作家が確定申告が必要となる所得金額とは?
では早速、いくらから確定申告を行う必要があるのでしょうか。
こちらでは2パターンご説明しますね。
- パターン1:給与所得があり、ハンドメイドを副業としている場合
- 会社員であったり、アルバイトやパートなどで給与所得があり、ハンドメイドの副業が1年間の所得が20万円を超えるのであれば確定申告が必要となります。
- パターン2:給与所得がなく、ハンドメイドのみの場合
- ハンドメイドでの収入のみの場合は、1年間の所得が48万を超える場合に確定申告が必要となります。
ここで出てきた48万円とは確定申告などの計算の際に所得金額から差し引くことができる控除のひとつである基礎控除の額です。
この金額は2022年11月現在のものですが、改正される場合もあります。
また、給与所得がある場合でも何らかの事情で会社での年末調整がされていない方は事情が異なりますので、詳しい情報は国税庁のホームページでご確認くださいね。
ハンドメイドの副業で確定申告を行うときのポイント
先ほど「所得」についてはご紹介させていただきましたが、その他にも知っておいて欲しいポイントをいくつかご紹介させていただきますね。
売上について
収入と所得の他に「売上」という言葉も重要となってきます。普段何気に使っている言葉ですが、実際にはどういうものかご存知ですか?
<売上とは>
商品を販売したり、サービスを提供したことによって得たお金のことです。
アクセサリーを販売したならその販売代金やワークショップの講師をしていただいたレッスン料などが売上となります。
先ほどもご説明しましたが、収入は売上を含む入ってくる全てのお金のことでハンドメイドを副業としている場合は、会社やパートの給与などのお金も含みます。
領収書はとっておいた方が良い?
みなさまは材料を購入した場合や、販売手数料を支払った場合、レシートや領収書をもらっていますか?
所得を出す際には費用を集計します。
その際にとっておいた領収証を元に集計を行いますが、確定申告をする場合は領収書を保存しておかなくてはいけないと定められています。
確定申告の方法や収支の状況によって異なりますが領収書の保存は原則7年間となっています。
法律で定められていることとなりますので、確定申告を行うなど必要な際に取り出せるように、きちんと整理しておきましょうね。
ハンドメイドの副業で仕入れた資材は全て経費にできる?
ハンドメイドの副業で仕入れた材料は、その年に消費したもののみが、その年の経費にすることができます。
例え、商品を作るのに材料を使用しても、その商品が在庫として残っている場合は翌年に繰り越されます。
そのため、所得の額を少なくすることを目的として、たくさんの経費を使うことはできませんのでご注意くださいね!
ハンドメイドの副業で確定申告を行う際に悩んだら?
難しい話が続きましたので、ハンドメイドの副業や確定申告に対して不安に思ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、誰もが初めての確定申告では、知っておかなくてはいけないことも、行うことも多く悩んでしまうものです。
そのような時には、国税庁の電話相談や管轄の税務署へ相談することも可能となります。
1人で悩まずに相談してみてくださいね。
また、確定申告をしなかった場合はペナルティが課せられることがあります。
払うべき税金に延滞金などが上乗せされてしまうなどのペナルティが課せられてしまうのを防ぐためにも、確定申告をすべき所得を超えた場合は、すみやかに申告しましょう。
確定申告の時期には税務署が大変混み合いますので、確定申告をすることがわかった段階で早めに税務署へ相談に行くと良いですね。
ハンドメイドの作家活動をするためのノウハウをスムーズに学ぶ方法
難しそうなイメージの確定申告ですが、国内の多くの方々が行っていることですので少しずつ疑問を解決していくことでご自身でも挑戦できるようになりますよ!
ですが、ハンドメイド作家というお仕事は確定申告だけではなく、商品を制作して販売しつつ、お金のことも考えなくてはいけないですよね。
確定申告以外でも悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめの講座が「ハンドメイド作家講座」です。
ハンドメイド作家として活動するために必要な知識をまとめられているこちらの講座は、お金の管理から販売方法などのノウハウが学べる講座です。
ハンドメイドの副業に興味のある方や、もうすでに販売はしているけれどなかなかうまくいかず、もっとハンドメイド作家という仕事について学んでみたい!などの想いをお持ちの方も、この機会に学んでみてはいかがでしょうか。
ハンドメイド作家は基本1人で全てをこなされる方が多いお仕事です。
そのため、商品の制作スケジュールを考えたり、販売金額を決めるなど行うことが多く、どのようにすると良いのかがわからずに困ってしまうこともありますよね。
そんな際にもきちんとした知識があれば、スムーズに乗り越えていけるのではないでしょうか。
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まとめ
ハンドメイドの副業で、実際にいくら稼いだら確定申告すべきかなどについてご説明しましたが、いかがでしたか?
税金のお話や、専門用語なども多く少し難しい内容でしたが、ここまでお読みいただけたのですから、確定申告についても前に進めていけるのではないでしょうか。
まずはご自身が確定申告をすべきかを判断し、必要な際にはわからないところは確認して1つずつ進めていきましょう♪
税務署に相談することや、知識を学ぶことで、より良い作家活動ができるようPBアカデミーは応援いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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