ハンドメイド作家必見!資格を肩書きとして活用するメリットとは?

近年、ハンドメイド作家というお仕事が身近になり、取得したハンドメイドの資格を 肩書き として活用する方が増えてきました。

ハンドメイドの資格を取得することは、技術やノウハウを身につけステップアップすることはもちろんのこと、資格を肩書きとして活用することで作品の制作や販売と本格的に向き合っていると意思表示ができることはご存知でしょうか。

人気作家さんになるための一歩として、ハンドメイドの資格を取得し、提示することで得られるメリットや、どのように肩書きを掲載すると良いのかをご紹介します。

肩書きとは?

ハンドメイドをしている様子

肩書きとは、名前に添える職名や役職名のことを言います。

名前を覚えてもらうと同時に、どのような職業であるのか、何をしている人であるのかを分かりやすく示す役割があります。 

ハンドメイド作家で言うと「ハンドメイド作家」「アクセサリー作家」などを肩書きとして記載する方が多いようですね。

ハンドメイド資格を記載するメリットとは?

ハンドメイド作家が資格を肩書きとして記載するメリットはどのようなところにあるのでしょうか。アクセサリーを作り販売している、おふたりのハンドメイド作家さんの名刺を見て考えていきましょう。

ふたりとも、同じくハンドメイド作家さんであることはわかりますが、右の名刺では資格を掲載していることにより「認定」「講師」という言葉から、作品作りに精通しているイメージが伝わり、ハンドメイド作家としての信頼度を上げることができます。また、天然石のアクセサリーを作る作家さんであるということも一目瞭然ですね!

名刺に記載する肩書きの違い

これに対して左の名刺では、ハンドメイド作家であることはわかりますが、実際には何の作品を作っている作家であるのか、どのような経験があるのかなどがわからないため、疑問が残りわかりづらい部分もあります。

名刺などは、実際に言葉で伝えることができる場合だけでなく、第三者から第三者に紹介する場合にも使用されることを想定してわかりやすく伝える工夫が必要です。

大切なことは、この信頼度の違いはお客様だけでなく、ハンドメイドイベントや、委託販売を行なっている雑貨店などビジネスにも関わってくるということです。

名刺やショップカード、InstagramなどのSNSや、販売サイトなどで掲載している肩書きは、プロのバイヤーやイベント運営の企業なども確認しているものです。

ひとつひとつのプロフィールを大切に考え、肩書きや資格を掲載することは、あなたのハンドメイド作家というビジネスの可能性を広げることと覚えておきましょう。

ハンドメイドの肩書きはどこに記載すると良い?

ハンドメイドの資格取得証書

では、実際にはどのように資格を肩書きとして掲載すると良いのでしょうか。

名刺やショップカードなどはご自身のお名前や、ショップ名(屋号)などに添えて記載すると良いですね。この場合は、たくさんの資格を記載するのではなく、厳選して1、2つの肩書きに留めておくことをおすすめします。

努力をして取得した資格ですから、全て記載したい気持ちもわかりますが、たくさんの資格や職名が並んでいると受け取る側にとって何を伝えたいのか、何の仕事をしている人なのかがわかりづらくなってしまいます。

肩書きを掲載する目的はあくまでも「あなたがどのようなハンドメイド作家であるか」であることを理解し、シンプルに伝えられると良いですね。

たくさんの資格を掲載したい場合は、名刺、ショップカードであれば裏面などに一覧として記載し、ハンドメイド作家に直接関わる資格のみを掲載するようにしましょう。

販売サイト、SNSなどでは、プロフィール欄や自己紹介の部分に記載する他、各商品の詳細ページの最下部へ簡単に記載するのもおすすめです。

投稿や商品ページは、作家のファンの方やリピーターさんだけでなく、あなたの作品を初めて見る方もいらっしゃいます。初めてのお客さまがみなさん、丁寧にプロフィールや自己紹介を見に来てくれるわけではありませんので、簡単にでも作家名と肩書きを記載することで興味を持っていただくキッカケにもなります。

取得した資格、どのように記載するの?

ネット上に記載する際には、どのように記載すると良いのでしょうか。 

ノートパソコンを使っている女の人

この記事をお読みくださっている方でしたら、ハンドメイドの資格がどのようなものであるのかを理解していると思います。しかし、ハンドメイドに詳しくない方も見ることがあるため、資格自体がわかりやすいように、記載するのがベストです。

記載例

PBアカデミー( https://pb-a.jp/
ハンドメイド作家資格取得
LEDレジンアクセサリー認定講師資格取得

SNSやサイトの仕様によってはできない場合もありますが、URLを記載したり、文字リンクを設定することで、資格がどのようなもので、信用できるものであるのかを証明することができます。

小さなことですがプロフィールの記載内容は、依頼やビジネスが広がる可能性を秘めています。

ワークショップの講師依頼や大手百貨店のバイヤーなど、ハンドメイド作家を探しているプロの方々はこのような細かいところまでをしっかりと確認しています。

せっかく取得した資格ですから、技術向上のためだけでなく、幅広くプロフィールなどに記載することで大いに活用していくと良いですね。

講座を受講中の方も肩書きとして記載を!

アクセサリーを作っている様子

現在、講座を受けている方は「受講中」など、資格を取得する準備をしていることをアピールしましょう!

その記載に気づいた方、すでに資格を取得している先輩方やお客さまから、応援の言葉をいただけるかもしれません。その言葉が、資格取得や作家活動のやる気に繋がることでしょう。

また、ハンドメイド作家を探している方も依頼者候補として、見てくださるかもしれませんよ!

認定講師の資格を肩書きとして記載している作家さんをご紹介します!

アクセサリーのワークショップの様子

現在、活躍中の作家さんの中にも、PBアカデミーで資格取得をしている方々がたくさんいらっしゃいます。資格を肩書きとしてSNSに記載くださっていたり、販売サイトにも掲示して、活用しています。

ここからは、PBアカデミーで資格を取得されたハンドメイド作家さんの中から、販売サイトなどで肩書きを掲示して活用している方をご紹介します。

cocac Rinaさん

制作した作品をminneで販売しているcocacさん。

プロフィール欄に肩書きとURLを記載をくださっています。


Donna Feliceさん

制作した作品をメルカリで販売しているDonna Feliceさん

プロフィール欄に肩書きとURLを記載をくださっています。

フリマサイトでは、たくさんの方が不用品や趣味の作品なども販売されていますので、認定講師という資格を記載することでプロの作品であることを証明できますね。


mimu さん

ハンドメイドアクセサリーの作品
mimuさんの作品

制作した作品をネットショップ(STORES)で販売しているmimuさん。

プロフィール欄に肩書きとURLを記載をくださっています。

このように、プロフィール欄やショップページに、資格、職歴などを簡単に記載することで、サイトを見てくださる方に安心して作品を選んでいただくことができます。

今回の記事では肩書きをハンドメイド作家のお仕事で活用する方法をご紹介しましたが、このほかにもハンドメイド作家のビジネスをさらに有意義にするための資格をこちらの記事でご紹介しています!

まとめ

今では、ハンドメイドマーケットや販売イベントなど、作品販売の機会が増えており、たくさんのハンドメイド作家さんが活躍されています。

ハンドメイドの作品を掲載し販売することは、誰にでもできますが、多くの作家さんの中から作品を選んでもらうためには、工夫やノウハウが必要となります。

資格を取得したことを分かりやすく掲載することは、作品や作家活動における信頼を獲得し、作品を購入していただくキッカケにもなります。さらには、今後のハンドメイド作家としてのビジネスの可能性を広げることができますよ。

技術を向上させるだけの資格で留めてしまってはもったいありません!

資格を取得した後も肩書きとして、今後のご活動に大いに活用していただけますと幸いです。