レジン型 (モールド) を使って作る今人気のレジンのアクセサリーですが、様々なお店で材料を売っていて気になっている方も多いのではないでしょうか。 「自分で素敵なレジンアクセサリーがハンドメイドできたら…」と憧れませんか?
でも「自分でもできるのかな?」「このレジンの形、どうやって型で作っているのかな?」そんな疑問が湧いてきますよね。
レジンアクセサリーは、レジン型 (モールド)を使って作る方法をマスターすれば、初心者の方でも綺麗にできるんです!
レジン初心者の方でもレジン型 (モールド) を使いこなして可愛いアクセサリーを作れるよう、この記事では次のことをご説明しています!
お読み頂ければ、レジンの基礎からレジン型 (モールド) を使って作るアクセサリーの作り方まで分かります。初心者の方でも、効率良く本格的にレジンの技術が学べる学習方法もまとめていますので、是非最後までお楽しみください。
目次
レジン型について知りたい!形はどうやってつくるの?
InstagramなどのSNSでは、プロのレジン作家のみなさんがお作りになった可愛いアクセサリーをご覧いただくことができます。
丸・三角・四角だけではなく、動物、鍵、宝石などさまざまな形のアクセサリーたち!
実はこちらの形はレジン用の「型」で形成されています。
レジンの型は種類もたくさんあって、初めてレジンに触れる方やこれから始めようと思っている方には
「たくさんあってどれが正解なのかがわからない!」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
こういう形が作りたい!このデザインのアクセサリーを作りたい!
というお気持ちを叶えるためにも、まずはレジンの型について知っておくと良いですね。
同じレジンを使った作品でも、型の種類によって違ったイメージのアクセサリーを作ることができますよ!
まずレジンアクセサリーを作る際のイロハの「イ」を知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね▼
レジン型をご紹介!種類別にお伝えします

レジン型は大きく分けて3つの種類があります。
- レジン型の種類
- ・シリコンモールド
- ・空枠フレーム
- ・ミール皿
実際には、この中でもさらに多くの種類やデザインがありますが、ひとまず最初のうちはこちらの3つを覚えておくことで問題なくレジンアクセサリーが作ることができます。
シリコンモールド
モールドは英語で「型」を指します。
レジン用に作られたモールドは、硬化後に取り出しやすいようにシリコンで作られていることが多いため、シリコンモールドと呼びますが、シリコンを省略してモールドと呼ぶこともあります。

モールドを使用する場合は「レジン液を流し入れ、封入するパーツ素材を入れて硬化する」といった工程を何度か繰り返し、モールドから取り出してお好みの形に形成します。

モールドは、白っぽい半透明の物や透明の物が多いのですが、硬化用ライトを照射して硬化する際に光が透過しやすいように工夫がなされているからです。
基本的には硬化用ライトの光が届く部分のみ、レジンが硬化するため、例えば色の濃いモールドを使用する時は、硬化不良を起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
レジン用の型として販売されているシリコンモールドでは濃い色のものはほとんどありませんが、お菓子用などのモールドを代用する際には注意が必要です。
あえて、もうひとつ注意点をお伝えするのであればライトの光が届かないほどの厚みのある立体的な作品をお作りする場合は、層にして何度も硬化させるなど工夫が必要です。
空枠フレーム
中にレジン液を入れることができるフレームのことを「空枠フレーム」「レジン枠」「レジンフレーム」などと呼びます。
商品名やその方によって呼び方はさまざまですが、基本的にはレジン型として、同じ用途で使用します。

フレーム内に直接レジン液を流してデザインをすれば、そのままネックレスやピアスなどのアクセサリーにすることができます。

フレーム型もシンプルなものから、凝ったものまで本当に多種多様なので、気に入ったものを見つけるというのも楽しみのひとつです。
空枠フレームの中には、金属製のものだけでなくプラスチック製のものもあります。お好みのデザインの物を使いましょう。

ミール皿
レジンの型の中でも、お皿のように底がついている型を「ミール皿」と言います。
空枠フレームと同様にレジン液を入れて作品をお作りします。

底がついているため、レジン液が漏れてしまう心配などをせずに気軽に制作ができますが、底の色が見えてしまうため、レジン液に色をしっかり入れたり背景を入れ込むなど工夫が必要です。
このようにレジン型にはさまざまな種類がありますが、お好きな形、デザインに挑戦してみてください♪
レジン型を使うことで、同じ形のレジンパーツが何個も出来上がるので効率よく作品を作ることができます。
ピアスなど左右セットのアクセサリーを作るとき、『レジン型 (モールド) とレジン』の使い方をマスターすれば、初心者の方でも同じ形にできます。
例え同じレジン型 を使っても、施すデザインによって全く違った作品になる奥の深さがレジンの魅力です。
レジン初心者さんでもおしゃれでプロのような作品をお作りするためのコツはこちらの記事をご参考ください▼
レジン型(モールド)の選び方は?

レジン初心者の方は、まずはレジン専用の透明や半透明のシリコンの型を使って作ってみるのが良いです。先ほども説明しましたが、白や透明はレジン液を硬化させるLEDライトが透過しやすいので、レジンの硬化不良が防げます。
そして、できるだけシンプルな形を選んでください。 凝った形のものは、レジン液が隅々まで充填されにくかったり気泡が入りやすいものがあるので、レジンに慣れてきたら挑戦してみてくださいね。
レジン専用の型は、手芸店やネット通販などでも手に入ります。
▼レジンについての基礎知識やレジン液の種類の違いについては、こちらの記事をお読みください。
レジン型(モールド)でなくてもシリコンの型なら代用できる!

半透明か透明のレジン型(モールド)が良いとご紹介しましたが、不透明の製菓用のシリコン製の型でもレジンの作品作りに使うことができます。
製菓用のシリコン型には、ハートやバラの形など可愛い物が沢山。
もしかして、お菓子を作ろうと買ったはいいけど、1度使ったきりで眠らせている型がありませんか?
せっかくなので、その型を使ってレジン作品を作ってみてはいかがでしょうか?
その際はLEDライトの照射時間を長くしたりして、レジンの硬化不良に気をつけて下さい。
専用の道具でなくても、レジンが楽しめるということがわかると、色々試してみたくなりますね。
オリジナルのレジン型(モールド)を作ろう
市販のレジン型は種類が豊富ですが、自分でオリジナルのレジン型をを作ることも可能です。
準備するのは、100円ショップでも購入することができるプラスチック粘度、モールドにしたいアイテム、お湯。
プラスチック粘度はお湯で温めると柔らかくなり、水などで冷やすと固まるのが特徴です。
【作り方】
1. プラスチック粘度をお湯で温めて柔らかくします
2. レジン型にしたいアイテムを粘度に押しつけます
3. 水で冷やしてプラスチック粘度が硬くなったらアイテムを取り出して出来上がり

形のきれいなおはじきやキャンディーなどを使ってレジン型を作っても面白いかもしれませんね。
お湯を使うので、作る時はくれぐれも火傷に注意してください。
レジン型(モールド)の使い方

レジン型(モールド)の使い方を簡単にご紹介します。
レジン液を量を見ながら、型に流し入れ、ベースを作ります。
あとは硬化とレジン液と封入物を入れるのを繰り返し、パーツなどの封入物を使ったデザインを型の中で作っていくだけ!封入物の凹凸に気をつけましょう。
動画でも作り方を確認できます。参考にしてくださいね。
レジン型(モールド)を使ったレジンアクセサリーの作り方

レジン型(モールド)を使ったレジンアクセサリーの作り方を簡単にご紹介します。
用意する材料、道具
・レジン型(モールド)

・レジン液

・パーツ、ラメなど

・アクセサリーの部材(チェーン、ピアスの金具など)

・LEDライト

・ピンセット

・手袋

・クリアファイル等、作業する際に下に敷くもの

レジンアクセサリーを作り始める前に
実際に作り始める前に、まずどのレジン型(モールド)を使いどのようなレジンのデザインにするかを考えましょう。
使おうとしている型の中に、どんなデザインをするかなど考えておくことで作品を作る際にスムーズに行えます。
作りながら工夫するのも、もちろん良いのですが、迷走した結果失敗するということもよくあります。
すぐ作ってみたい!という気持ちを少し抑えて出来上がりをイメージしてみましょう!
レジン型(モールド)の使い方を写真で解説
今回はシンプルなレジン型(モールド)を使って説明していきます。ドライフラワー、白ラメ、着色レジンを使用します。
まず型にレジン液を適量流しいれて、LEDライトを使って硬化させます。

硬化したレジンの上に少量のレジン液を流し入れ、ドライフラワー(レースフラワー)を乗せます。
ドライフラワーの場所が決まったら、LEDライトで硬化します。

レジン液と白ラメを混ぜたものを上から流し入れます。
ラメの量はお好みで加減してください。

LEDライトで硬化をします。ここまでで3回目の硬化になります。

赤に着色したレジン液を流し入れたら、LEDライトを照射します。
硬化したらレジン型(モールド)から取り出してください。

出来上がった作品がこちらになります。

作業工程数や材料が少なくても、簡単にプルプルのレジン作品が出来上がるんですよ。
座金やヒートンを付けて、アクセサリーに加工します。
レジン液の着色方法は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
レジン型(モールド)を使ったデザインのアイデア集

山本さんの素敵なレジンアクセサリーたち
様々なレジン型(モールド)を使ったレジンのアクセサリーのデザインをいくつかご紹介します!
同じ型でも、色を変えたり、部分的にラメをいれたりすることで、全く違った表情になるから面白いですね。

レジンパーツとチェコビーズのコンビネーションアクセサリー
お花をレジンパーツの中に散りばめ、キラキラのチェコビーズと合わせたアクセサリー。
普段使いだけでなく、フォーマルな場面でも付けたくなるピアスですね。

Shop rin.さんのレジン作品
レジンで作った飾りに、パールをぶら下げたピアス。かわいらしい配色で素敵です。

Shop rin.さんのレジン作品
透明感のあるデザインのピアスです。
水色の花と白いパールのようなパーツの組み合わせは上品な印象になりますね。
LEDレジンは、UVレジンに比べてクリアに仕上がります。

Shop rin.さんのレジン作品
こちらは小さな花を閉じ込めたデザイン。
Shop rin.さんのレジン作品は、ゴールドとパールと組み合わせると素敵に仕上がっていますね。
ご覧いただくとわかる通り、ご紹介したアクセサリーは販売用に作られたものです。
”レジン型(モールド)を使ったアクセサリー”と一口にいっても、販売用ともなれば色々な技法が使われています。
「こんな素敵なアクセサリーを作りたい」「アクセサリーを販売をしてみたい!」という思いがある方は、それらを学べる講座を受講してみてはいかがでしょうか?
ハンドメイド作家のshop rin.さんは、メルカリやminneで作品を販売しています。
PBアカデミーのハンドメイドアクセサリー講座を受講して資格を取得されました。
ハンドメイド作家の山本さんは、百貨店や商業施設での販売の他に、委託販売やウェブショップで作品を販売しています。PBアカデミーで2つの講座を受講し資格を取得されました。
レジン型(モールド)を使った技法をもっと学びたい方!
レジンで型を使ったアクセサリー作りを学びたい方は、レジンの教室や講座を受講することで技術も身に付きますし、自信にもなると思います。
でも、教室に通いたくても通える範囲には教室がなかったり、小さいお子さんがいて定期的に通うのが難しい方もいらっしゃいますよね。
そんな方におすすめなのが、通信講座です!
PBアカデミーの通信講座は、レジンアクセサリーの使い方が1から学べます。
通信講座なので空いている時間に負担なく学習ができ、課題を提出して合格すると最短2ヵ月で認定講師資格が取得できるのもおすすめポイント!
受講を修了された方には、レジンアクセサリー作家や講師として活躍されている方もいらっしゃいます。
▼資格取得後の活動が気になる方はこちらの記事をお読みください!
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「セット割引」についての詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてください。
レジン型で簡単・綺麗なアクセサリーを作ろう

レジンは型を使えば、初めて作る方でもある程度形になります。
それがうれしくて、また次が作ってみたくなるのがレジンやハンドメイドの魅力だと思います。
気に入ったレジン型(モールド)を見つけたら、ラメをちらしてみたり、グラデーションをしてみたり、パーツやシェルを埋め込んでみたり・・・自分のセンス次第でバリエーションは無限大に広がります。
でも、独学では疑問が沢山わいてきますよね。
- ・センスの良いデザインはどうしたらいいの?
- ・もうワンランク上のアクセサリーを作りたいけどどうしたらいい?
- ・仕上げを綺麗にする方法は?
- ・頭の中のデザインを形にする技術を身に着けるには?
そんな方は、PBアカデミーのLEDレジンアクセサリー 認定講師 資格取得講座を受講してみてはいかがでしょうか。
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作家・販売・講師を目指している方にぴったりです!
▼レジンアクセサリーなどの販売方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますのであわせてご覧ください。
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