レジンが失敗してがっかりした経験はありませんか?
気泡が入っていたり曇りがあったりすると見た目のクオリティは落ちてしまいます。せっかく手間暇をかけて作ったのに、とても悲しい気分になりますよね。
こちらの記事ではレジンの失敗について詳しく解説します。
レジンで失敗しなくなるコツや失敗した場合のリカバリー方法などがわかりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
レジンで失敗した時には溶かせる?
硬化したレジンを溶かしてやり直すことはできないかな?とお考えになる方がいるかもしれません。
しかし、1度硬化したレジンを溶かすことはおすすめできません。
厳密に言いますと、アセトンや、アセトンを含んだ除光液などで多少は溶かすことはできるのですが、その後の処理や安全面の観点からはあまり望ましくない方法と言えます。
アセトンはプラスチックをも溶かす薬品ですから、溶かすために使用した後の処理も大変だからです。
レジンの失敗をリカバリーしたいときにはヤスリで削る、レジン液でコーティングをするなどの方法がおすすめです。
ヤスリで削れば硬化後でも形を整えられますし、多めのレジン液でコーティングすれば削った後が消えてつるりとした透明感を取り戻しますよ。
レジンで失敗!やり直ししなきゃダメ?
レジンが失敗してしまった場合、どのようにすればいいのでしょうか。
また1から作品を作り直すのは大変ですよね。
失敗によってはやり直さなくても、リカバリーが可能なこともありますね
よくあるレジンの失敗6つ
- 気泡が入る
- べたつく
- バリができる
- ほこり、汚れの吸着
- 封入物がはみ出る
- 厚みが出ない、厚みにばらつきがある
これらの失敗の対処法についてみていきましょう。
レジンの失敗はこうやって解決しよう!
レジンにはいろいろな失敗が付きまといます。実際に失敗を知っておくことで、スムーズに対処もできますし、しっかりとレジンの制作ができるようにここで失敗別に対処法を学んでおきましょう。
ベタつき
レジン作品のベタつきの原因は多くが硬化不足です。
これはしっかりとライトに当て、効果時間を長く採ることで解決できます。
また、硬化したてでまだ熱が残っている状態のレジンは柔らかく不安定です。
そのためモールドから取り出すなど次の作業に移る前にしっかり冷ますことも大切です。
レジンが曇る要因としてもベタつきが関係していますので、合わせてこちらの記事もご覧になってみてくださいね♪
バリの発生
バリはレジン液の注ぎすぎや、垂れ、はみ出しなどによって起こります。
しっかりと硬化した後にヤスリで削ることできれいにリカバリーができますよ。
ほこり、よごれ
レジン液の中にほこりが入ってしまった際には、その部分をヤスリで削り落してリカバリーしましょう。
ヤスリをかけた後はレジンでコーティングするのもお忘れなく。
封入物がはみでる
封入物がはみ出て不格好になってしまう場合は、レジン液を盛ってぷっくりと厚みを出しましょう。
表面にレジンの膜ができることで全体のフォルムも整いますし、見た目よく仕上がりますよ。
厚みがでない、厚みのバラツキ
厚みがでないのはコーティング不足の可能性があります。
1回ではうまく厚みをだせない場合は、複数回レジンをコーティングすることで理想の厚みに近づけますよ。
場所によって厚みにバラツキがある際は、厚みのある部分を削ってからコーティングするとうまく仕上がります。
気泡
気泡は硬化前にすくい取る、硬化後削るなどの方法で対処できます。
レジンの気泡対策を中心にまとめた記事がございますので、ぜひこちらもご参考になさってください。
レジンで失敗しない方法は?
レジンは失敗しても多少であればリカバリーできますが、失敗しないに越したことはありませんよね。
そこで、そもそも失敗を避けるにはどうしたらいいのかを考えてみましょう。
レジンの質や種類を理解する
レジン液には種類やメーカーによって異なる特徴を持ちます。
たとえ硬化時間が同じであっても、粘度の高いレジン液やさらりとしたレジン液などその特徴はさまざまです。
粘度が高いレジン液は1度のコーティングでもぷっくりと盛れるため、簡単に仕上がりをよくすることができます。
逆にさらりとしたレジン液は気泡が入りにくいため、モールドを用いて制作を行う際の難易度が下がります。
また、レジン液の質も無視できない要素の1つです。
質の低いレジン液ですと硬化時間を十分にとってもべたべたとした質感が残ることがあり、仕上がりが悪くなる場合があります。
さまざまなレジン液を試してその特性を理解し、適切な材料を選ぶことはレジンの失敗を防ぐことに繋がります。
レジンについて技術を学ぶ
レジンについての基礎知識、基本的な操作を学ぶこともレジンの失敗を避けるうえで重要です。
気を付けて制作しているつもりでも、ちょっとしたコツを理解していないために仕上がりに差が出ることはよくあることです。
独学ですと自分1人ですべてを行うため、気づくことができない部分も出てきますよね。
そのような時には1度初心に立ち返って、基本的な技術を学び直してみるのもおすすめです。
知識を体系的に身に着けることで、新たな発見があるかもしれません。
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まとめ
ここまでレジンの失敗とそのリカバリー方法についてお伝えしてきました。
お役に立つ情報は見つかりましたか?ちょっとしたコツや工夫で改善できるものも多いので、ぜひお試しください。
レジンが失敗すると悲しいですが、失敗は成功の母ともいいます。諦めずチャレンジして、素敵な作品作りに挑戦してくださいね!
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